オランダ天文機器訪問団御一行が、国立天文台三鷹キャンパスを視察

2024年6月26日、オランダ天文機器訪問団御一行が、視察のため国立天文台三鷹キャンパスを訪問されました。

御一行は、国立天文台の事業の概要について土居国立天文台長から説明を受けました。次いで、ローデンハウス NOVA エグゼクティブディレクターから、ASTRON、SRON、NOVA、TU Delft、RRL、TNO、JPE^（注）の事業の概要についてご説明をいただきました。

• ^（注）
  • ASTRON（Netherlands Institute for Radio Astronomy、オランダ電波天文学研究所）
  • SRON（Netherlands Institute for Space Research、オランダ宇宙研究所）
  • NOVA（Netherlands Research School for Astronomy）
  • TU Delft（Delft University of Technology、デルフト工科大学）
  • RRL（Radboud Radio Lab）
  • TNO（Nederlandse Organisatie voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek、オランダ応用科学研究機構）
  • JPE（Janssen Precision Engineering）

その後は台内の施設にて、アルマ望遠鏡の受信機などの観測機器部品の超精密加工の現場を視察されたほか、TMTの主鏡を構成する分割鏡、天文データを保管し全世界へ公開しているデータアーカイブシステム、研究に使用される解析計算機環境などについて説明を受けました。