自然科学研究機構 国立天文台

台湾中央研究院 天文及天文物理研究所とすばる望遠鏡に関する科学協力覚書を締結

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覚書を手にリモート調印式に臨む関係者
覚書を手にリモート調印式に臨む関係者。左から台湾中央研究院のJames C. Liao院長、同院 天文及天文物理研究所のShiang-Yu Wang所長代理、国立天文台の 常田佐久台長、自然科学研究機構の小森彰夫機構長。(クレジット:天文及天文物理研究所(左)、国立天文台(右))

自然科学研究機構 国立天文台は、2021年8月19日に台湾中央研究院 天文及天文物理研究所(以下、ASIAA)と、すばる望遠鏡の新たな観測装置の共同開発を目的とした科学協力覚書を締結しました。同日に日本と台湾、そしてハワイをオンラインでつなぎ、自然科学研究機構の小森彰夫機構長、国立天文台の常田佐久台長、そして台湾中央研究院のJames C. Liao院長、およびASIAAのShiang-Yu Wang所長代理他による覚書調印式が執り行われました。

国立天文台とASIAAは2008年に、すばる望遠鏡の観測装置の一つである超広視野主焦点カメラHSC(Hyper Suprime-Cam)の共同開発を目的とした、すばる望遠鏡に関する最初の覚書を締結しました。それ以来、2013年にはHSCのファーストライト実現に成功した他、超広視野分光観測装置PFS(Prime Focus Spectrograph)開発や次世代補償光学 ULTIMATE-Subaru計画でも研究協力関係を継続しています。

今回の覚書締結は、更なる観測装置の開発を協働して推進することを取り決めたものですが、両者間の研究協力関係の維持に資するだけでなく、天文学研究分野における日本と台湾のより強固な連携の基礎となることが期待されています。