- 研究成果
すばる望遠鏡SEEDSプロジェクト、「第二の木星」の直接撮影に成功
東京工業大学・東京大学・国立天文台を中心とする研究チームは、地球から約60光年離れた太陽型の恒星(GJ 504)を周回する惑星GJ 504 bを、世界で初めて直接撮像法で検出することに成功しました。この惑星は、惑星の明るさから質量を推定する際に生じる不定性が小さく、質量推定の信頼度が極めて高いものです。これまで直接撮像された惑星と比較して、最も暗くかつ最も温度が低いことが分かっており、「第二の木星」の直接撮像にこれまでで最も近づいたと言えます。
本研究成果は、米国の天文学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載される予定です。(Kuzuhara et al. 2013, "Direct Imaging of a Cold Jovian Exoplanet in Orbit around the Sun-like Star GJ 504", The Astrophysical Journal, in press)。
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