- イベント
天文・科学情報スペース企画展「科学のクロニクル『理科年表』―100年の歩み」
2025年10月17日から12月7日
『理科年表』は、国立天文台が編纂(へんさん)する自然科学の全分野を網羅した、世界的にもユニークなデータブックです。大正14年(1925)に創刊され、今年2025年で100周年を迎えます。戦中・戦後の物資難などの影響による休刊(昭和19、20、21年版)があったものの、ほぼ毎年発行を続け、2026年版で第99冊となります。 『理科年表』は、暦部、天文部、気象部、物理/化学部、地学部、生物部、環境部の7部門と附録で構成されています。昭和59年(1984)版に生物部、平成17年(2005)版に環境部がそれぞれ新設されて現在の部門構成となりましたが、基本的なスタイルは創刊当時からほとんど変わっていません。理科・サイエンスの基礎データ集として、研究者・技術者はもちろん、理系学生、理科教育関係者、サイエンスライター、新聞・雑誌記者、理科ファンなど、サイエンスに携わる多くの方々に愛用されています。
本企画展では、毎年更新を繰り返すごとに新たな発見や過去の知見の訂正を刻み込んで成長する、科学のクロニクル(年代記)『理科年表』の歩んだ歴史を、トリビアも交えながら年表やパネル展示でご紹介します。
開催概要
- 会期
- 2025年10月17日(金曜日)から12月7日(日曜日)
- 会場
- 天文・科学情報スペース (入場無料)
東京都三鷹市下連雀3-28-20 三鷹中央ビル1階 - 開館時間
- 午前11時から午後6時30分(月曜・火曜・祝日、年末年始は休館)
- 主催
- 自然科学研究機構 国立天文台/丸善出版株式会社
この企画展は『理科年表』創刊100周年記念事業の一つです。このほかにも記念事業をいろいろ企画しています。詳しくは、理科年表オフィシャルサイト をご覧ください。