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「夏の夜、流れ星を数えよう 2017」キャンペーンの集計結果を公開
8月11日の夜から15日朝まで実施した「夏の夜、流れ星を数えよう 2017」キャンペーンの集計結果を公開しました。
今回のキャンペーンには、全部で1411件(うち有効1307件)の観察結果をいただきました。
流星を見られたかどうかを集計した結果では、「悪天候」という報告が 29パーセント、「流星を見た数が0 個」という報告が40パーセントと、流星を見ることができなかったという報告が7割を越えました。それだけ全国的に天候の悪い日が続いていたと思われます。流星を観察できなかったにもかかわらず、報告を送ってくださった皆さま、ありがとうございました。一方、多くの流星を観察したという報告も少数ですがいただいています。31個以上の報告を山口県・三重県の方からいただきました。
1時間あたりの流星数の推移からは、12日から13日の夜に流星の数が最も多く観察され、その他の夜はあまり流星が観察されていないという結果になりました。しかし全国的な悪天候のため、この観察結果に表れた傾向も残念ながら実際の流星の活動の変化を正しく表したものにはなっていない可能性が高そうです。日本流星研究会による集計では事前の予想通り、12日から13日の夜にかけて流星群の活動が活発だったことが報告されています。出現した流星の数はほぼ例年どおりだったようです。