月と土星、木星の接近(2022年12月)

年末の夕方、月が二大惑星に接近
今月は火星に注目が集まっていますが、夕方、南から南西の空には太陽系で最大の惑星の木星と、二番目に大きい惑星の土星が明るく輝き、こちらも目立っています。この二大惑星に、月が相次いで接近します。土星との接近は12月26日から27日にかけて、木星との接近は12月29日です。この間に、月齢はおよそ3から6へと推移し、月の形は12月30日の上弦(半月)に向けて少しずつ満ちていきます。月の形の変化も追いつつ、二大惑星との接近の光景をお楽しみください。
(参照)暦計算室ウェブサイト:国立天文台暦計算室の「こよみの計算」では、各地の月の出入り時刻、惑星の出入り時刻などを調べることができます。また暦象年表の「太陽系天体の出入りと南中」でも、各地の惑星の出入り時刻などを調べることができます。「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。