自然科学研究機構 国立天文台

月が火星に接近(2022年11月)

月が火星に接近(2022年11月11日 22時頃、東京での見え方)
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

明るさを増す火星が明るい星や月と共演

12月に地球に最接近する火星が、夜半前の東の空で輝いています。昇ってくる冬の星座の明るい恒星の中にあっても、群を抜いた明るさと赤い色で目を引きます。おうし座のアルデバラン、オリオン座のベテルギウスと火星、三角形を形づくって見える色合いの似た恒星と惑星の共演も楽しみましょう。

11日には、月が火星の近くを通ります。最も接近するのは夜半前で、およそ2度の離角(注)(月の視直径の4倍程度)まで近づきます。満月を過ぎた月はまだ明るく、周囲の星をかすませますが、マイナス1.5等に達する火星はその明るさにも負けず、月と並んで見えるでしょう。

(注)離角:観測点から見て二つの天体がどのくらい離れているかを表す角度。 本文へ戻る

(参照)暦計算室ウェブサイト今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。