自然科学研究機構 国立天文台

木星が見頃(2022年9月)

木星が見頃 2022年9月27日 22時頃 東京の空
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

木星の観察シーズン到来!

太陽系最大の惑星、木星が9月27日に「衝(しょう)」を迎え、これからが見頃となります。衝の頃の木星は約マイナス3等の明るさで輝き、明るい星の少ない秋の星座の領域で、大きな存在感を放っています。

衝とは太陽系の天体が、地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。衝の頃の惑星は、地球との距離が近く見かけの直径(視直径)が大きくなっている、光っている部分を正面から見るため陰になる面積が少ないなどの理由で、明るく見えます。また、日の入りの頃に東の空から昇って真夜中に南中し、日の出の頃に西の空に沈むため、一晩中見ることができます。

国立天文台の50センチ公開望遠鏡で2020年8月15日に撮影した木星
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265)

望遠鏡を使って木星を観察すると、木星の表面には何本かの縞模様(しまもよう)が見えます。また、木星本体から少し離れたところには、4つの衛星が見えます。イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが発見したことから「ガリレオ衛星」と呼ばれています。ガリレオ衛星は木星の周りを公転しているため、時間がたつにつれて位置関係が変わっていく様子を観察することができます。

(参照)暦計算室ウェブサイト今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。