自然科学研究機構 国立天文台

水星が東方最大離角(2022年4月)

022年4月20日から5月7日 日の入り30分後 東京の星空
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夕方の空で今年いちばん水星が見やすい!

水星は、太陽に最も近い惑星です。水星より外側をまわる地球からは、いつ見ても水星は太陽からあまり離れず、とても見づらい天体の一つです。しかし、4月29日には東方最大離角となり、この日前後に日の入り直後の西の低空で見つけやすくなります。東京における日の入り30分後の水星の高度は、4月29日が最も高く13度台で、10度を超える期間は4月20日から5月7日にわたります。他の地域でも大きな違いはなく、水星を観察できる、今年いちばんのチャンスとなります。

今年いちばんのチャンスと言っても、水星は低い空に見えますので、西北西が開けた場所で観察する必要があります。低空に雲のない、良く晴れた日が観察には最適です。しかし、夕焼けが残るほのかに明るい空で水星を探すのは少し難しいかもしれません。そのような時は、双眼鏡を使うと探しやすくなります。双眼鏡を使う際は太陽を見ないよう、太陽が沈んでから観察を始めるようにしてください。また、5月2日と3日は、新月直後の細い月が水星のそばに見えますので、目印になるでしょう。

(参照)暦計算室ウェブサイトこよみの計算」では、各地の日の入りの時刻や水星の高度について調べることができます。また「こよみ用語解説 」の「天象」の項では、最大離角などの惑星現象の用語について解説しています。