自然科学研究機構 国立天文台

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金星と土星が接近(2019年2月)

2019年2月19日 日の出1時間前の東京の空の様子
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

日の出前の空で金星と土星がランデブー

2月、夜明け前の南東の空には、木星と金星そして土星と、三つの惑星が輝いています。月初めには、非常に低い位置にある土星ですが、徐々に早く昇ってくるようになり、下旬に入ると比較的見やすくなります。

2月19日、この土星と金星が接近します。地球に近い惑星ほど、星空に対して一日ごとの位置の変化が大きく、遠くの惑星はそれほど位置を変えません。特に、地球の一つ内側をまわる金星は、位置をどんどん変えていきます。1月初めにはてんびん座にあった金星は、さそり座・へびつかい座を経て、2月には土星と同じいて座の領域に入ってきます。そして、日本からは地平線の下にある時刻となりますが、二つの惑星は2月18日の宵に最も近づき、19日の明け方、ほとんど並んで昇ってきます。マイナス4等を超える明るさの金星の輝きに比べ、0.6等の土星は控え目に寄り添うように見えるでしょう。

2月の明け方はたいへん冷え込みます。しっかりと寒さ対策をして、夜明け前の2惑星の共演を楽しみましょう。

(参照)暦計算室ウェブサイト今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。歴象年表では、太陽や月、惑星の出入りの時刻や方位などを調べることができます。