自然科学研究機構 国立天文台

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月が金星に接近(2018年6月)

2018年6月16日、日の入り30分後の東京の空
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

三日月と金星の共演を楽しもう!

6月に入り、宵の西空で輝く金星が、久しぶりに見やすくなってきました。マイナス4等の光度を持つ金星は、赤みの残る夕空でもひときわ明るく目立っています。

6月16日、この金星に細く輝く三日月が近づきます。ほのかに赤く光る空を背景に、鋭く輝く金星と三日月がくっきりと浮き上がって、美しい眺めとなるでしょう。また、月をよく見ると、影の部分がうっすらと光るようすも観察できるかもしれません。地球からの反射光が月の影の部分を照らすために起こる現象で、「地球照」と呼ばれています。

この日、日の入り30分後の金星の高度は、東京の空で23.5度。決して高くはありませんので、西の空低いところまで開けた場所で観察しましょう。翌17日になると、月はより高くなって金星から離れ、形も太くなります。バランスの良い構図となりますので、地上の風景と一緒に写真撮影に挑戦してもよいかもしれません。

参照:暦計算室ウェブサイト

今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。