自然科学研究機構 国立天文台

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月が木星・土星・火星に接近(2018年5月)

月が木星に接近する様子 左の図:4月29日から5月1日、右の図:5月26日から28日の月と木星の位置
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

満月近くの月が木星と接近

1日と28日にはいずれも満月近くの月が木星と接近します。最も近づくのは、1日、28日とも早朝ですが、それぞれ前日の4月30日と5月27日の夜から明け方にかけて、ほぼ一晩中、木星と月が並んで輝く様子を見ることができます。見ごろを迎えた木星と月の競演を楽しみましょう。

2018年5月5日から7日、日の出1時間前頃の月・土星・火星の位置
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

明け方の空で、月が土星と寄り添い、火星とすれ違う

夜明け前の南の空、火星と土星が空高く上っています。火星は7月の最接近を前に、すでにマイナス等級にまで明るくなっていて見応えがあります。この2つの惑星に、5日から7日にかけて月が近づきます。まず、5月5日、下弦前のまだ明るい月が土星に近づきます。特に、土星には、早朝に最も近づくため、夜明け前の南の空では、月と土星が寄り添うように輝いています。双眼鏡で見てもその様子を楽しめるでしょう。一方、火星には、5月6日の午後に最も近づきますが、その時刻は昼間で、なおかつ地平線の下にあるため見ることができません。そこで、5日の深夜から6日の明け方にかけては、月と火星が近づく前を、翌6日の深夜から7日の明け方には、すれ違ったあとを見ることになります。

ちょうどゴールデンウィークのころですから、5日から7日にかけて、夜明け前の空で、月や惑星の位置の変化を観察してみるのもよいかもしれません。