自然科学研究機構 国立天文台

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木星が見ごろ(2018年5月)

「望遠鏡で撮影した木星」―2017年5月22日 国立天文台 天文情報センター撮影

木星が9日に衝

「衝」とは、太陽系の天体が、地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。こうした、惑星の太陽・地球とのさまざまな位置関係をまとめて、「惑星現象」と呼んでいます(下図)。衝の時は、地球からの距離が近くなるため、大きく明るく見え、また、太陽が沈むころ東の空から昇って、太陽が昇るころ西の空に沈むので、一晩中見ることができます。このため、衝の前後は、その天体の観察の好機となります。木星は、今月9日に衝を迎えます。中旬ごろになると、木星の出が早くなり、真夜中前に南の空高く昇るので、宵のうちから見やすくなります。木星は、肉眼で見ても明るく存在感のある天体ですが、望遠鏡を向けると、縞模様が見え、なかなか楽しいものです。家庭用の小望遠鏡でも十分、縞の存在はわかるでしょう。

「衝」を含む惑星現象の説明図
画像サイズ:中解像度(2000 x 2000) 高解像度(5500 x 5500)