自然科学研究機構 国立天文台

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月が木星、火星、土星に接近(2018年3月)

2018年3月10日 4時30分頃 東京の空
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

明け方の空で惑星と月が共演

夜明け前の南の空には、木星がひときわ明るく輝いています。木星より東寄り、少し低いところでは、7月の最接近に向けて徐々に明るくなってきた火星がオレンジ色に輝いています。さらに、東寄り、南東の低い空では、土星が明るく柔らかな光を放っています。3月上旬、南から南東にかけて、それぞれに個性的な輝きをみせる三つの惑星がバランスよく並んで、にぎやかな星空となっています。そして、7日から11日にかけてはさらに、下弦前後の月がこれらの惑星に次々と近づき、星空のようすの変化を楽しめる数日間となります。

まず、7日から8日にかけては、月に負けじと輝く木星の上を、下弦前の明るい月が通り過ぎていきます。さらに、二日後の10日には、次第に存在感を増しつつある火星に、下弦を過ぎた月が近づき、明け方には縦に並んで輝きます。そして翌11日、土星には、さらに細くなった月が近づき、美しい眺めとなるでしょう。

毎日位置を変えながら少しずつ欠けていく月と三つの惑星の共演を、この一週間、少しばかり早起きして楽しんでみてはいかがでしょうか。

参照:暦計算室ウェブサイト

今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。