自然科学研究機構 国立天文台

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月が火星・木星に接近(2017年12月)

2017年12月14日5時頃 東京の星空
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

流星の後に月と惑星の共演を楽しもう

日の出前の南東の空には木星が明るく輝き、その右上には赤い色の火星が控えめな光を放っています。さらにその右上には、おとめ座の1等星スピカが白く光っています。

12月13日から15日にかけて、新月前の細い月がこれらの星々の近くを通ります。
13日明け方には、スピカから左上に少し離れた位置に月がやってきます。
14日明け方には、月は前日より細くなり、火星の左隣りまで位置を変えます。スピカほどは明るくない火星ですが、空が十分暗いうちでしたら、その赤い色がとても目を引くことでしょう。
15日明け方には、月はさらに細くなり、木星の左側まで移動します。明るい木星と細い月の共演で、美しい眺めとなるでしょう。月をよく見ると、月の影の部分がうっすらと光るようすも観察できるかもしれません。この現象は「地球照」と呼ばれます。月が地球からの反射光に照らされるために起こる現象です。

このころは、ちょうどふたご座流星群が活発に活動する時期にあたります。流星を観察した後の明け方の空に美しく輝く、月や惑星たちを楽しみましょう。

参照

暦計算室ウェブサイト
国立天文台暦計算室の「こよみの計算」では、各地の日の出入り、月の出入り、月齢などを調べることができます。代表的な都市での惑星や月の見え方は、「今日のほしぞら」で調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。
ふたご座流星群が極大
ふたご座流星群を見るこつなどが書かれています。