自然科学研究機構 国立天文台

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月が火星、木星・金星に接近(2017年11月)

2017年11月15、16、17日 日の出30分前の東京の空
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480)

惑星を手がかりに極細の月をみつけよう!

11月中旬、夜明け前の東の空には火星が見えています。また、日の出が近い時刻になると、暁に染まった地平線から木星と金星が姿を現します。11月の15日から17日にかけて、これらの惑星たちに新月直前の非常に細い月が近づきます。

まず、15日、月齢26の細い月が火星に近づきます。この頃の火星の明るさは1.8等級ほどしかないので、多少位置は低くても、空が明るくなる前の少し早めの時間帯のうちに、月の右下に火星が輝くようすを楽しみましょう。

2日後の17日には、さらに細くなった月が木星と金星に近づきます。とはいえ、この極細の月を見つけるのは難しいので、むしろ、明るく染まりはじめた空の中でも負けずに輝いている金星から探しましょう。マイナス4等級近い明るさの金星は、空の低い位置でもよく目立つでしょう。金星が見つかったらそこから右上に木星をたどり、さらに左上にあるはずの月を探します。狭い範囲ですので双眼鏡などを使うのもいいでしょう。
ただし、上ってきた太陽が、もし視野の中に入ってしまうと大変危険です。あらかじめ日の出時刻を調べておいて、日の出までには観察を終えるようにしましょう。
金星を目印に、見つけるのが難しい新月直前の月の観察に挑戦してみましょう。

参照:暦計算室ウェブサイト

今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。