東京の星空・カレンダー・惑星(2017年4月)
東京の星空

カレンダー(4月)
1日 | 水星が東方最大離角 / アルデバラン食 |
4日 | 上弦 / 清明(太陽黄経15度) |
6日 | 土星が留 |
8日 | 木星が衝 |
10日 | 水星が留 |
11日 | 満月 |
13日 | 金星が留 |
14日 | 天王星が合 |
17日 | 土用(太陽黄経27度) |
19日 | 下弦 |
20日 | 水星が内合 / 穀雨(太陽黄経30度) |
22日 | このころ、4月こと座流星群が極大(見頃は23日未明。1時間に5個程度。月明かりの影響がなく、極大時刻もよく、条件がよい) |
26日 | 新月 |
29日 | 昭和の日 |
30日 | 金星が最大光度 |
流星群の極大日、時刻は、IMO(International Meteor Organization / 国際流星機構)の予報をもとに掲載しています。
惑星
- 水星
- 1日に東方最大離角となり、上旬は日の入り後の西の低空に見えます。東京では7日までは、日の入り30分後の高度が10度を超えて見やすくなります。中旬から下旬にかけては見かけの位置が太陽に近くなり、観察は難しくなります。20日に内合となり、以後は日の出前の東の低空に位置するようになります。1日から7日までの明るさは、マイナス0.1等~1.1等。
- 金星
- 日の出直前の東の低空で明るく輝いています。上旬は高度が低くて見つけにくいのですが、下旬に向けて徐々に高度が上がり、見つけやすくなってきます。明るさはマイナス4.2等~マイナス4.5等。30日に最大光度となります。
- 火星
- 上旬にはおひつじ座にあり、東へ移動しています。中旬にはおうし座に移ります。日の入り後の西の低空に見え、東京では21時前に沈みます。明るさは1.5等~1.6等。
- 木星
- おとめ座にあり、日の入りのころに東の空に昇ってきます。8日に衝となり、観望の好機を迎えます。明るさはマイナス2.5等~マイナス2.4等。
- 土星
- いて座にあり、東京では上旬には夜半頃に、月末には22時頃に南東の空に昇ってきます。6日に留となり、それまでゆっくりと東へ移動(順行)していた土星は、以後は西向きの移動(逆行)に変わります。留のころは、星空の中での土星の動きが止まったように見えます。明るさは0.4等~0.3等。
参照:暦計算室ウェブサイト
「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説の天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。