観察方法についての報告数を集計しました。
肉眼観察が最も多く2388件(77.4%)と4分の3以上を占めました。月食観察は特別な機材が必要ない、ということもよく理解していただいたようです。次いで双眼鏡の406件(13.2%)、望遠鏡の293件(9.5%)でした。
皆既月食を見た経験ごとに報告数を集計しました。
初めて見たという方が最も多く1894件(62.7%)でした。やはり7年ぶりという比較的珍しい現象だったことが影響したのでしょうか。
その一方で、グラフには表示しておりませんが、このうちの129件は「初めて見た」にも関わらず「天気が悪くて月が見えなかった」とご回答いただき、残念ながら「いまだ皆既月食を見ぬまま」の様子です。次回2010年12月21日にご期待ください。
参加者の年齢ごとに報告数を集計しました。
参加された多くの方は30才台〜40才台で、合わせると約50%の比率でした。今年行われたキャンペーンでは、いずれもこの年代が多い結果となっています。
また今回は夕方から夜という早い時間帯の現象だったので、9才以下や10〜12才という小学生までのお子さんにも、多くご参加いただけたようです。親子でいっしょに観察できたという感想を、たいへん多くいただきました。