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三鷹・星と宇宙の日2014

2日目10月25日(土)イベント(本公開)

プログラムをダウンロードする (ミニ講演会プログラム)

  • 大人向け
  • お子様でも楽しめます
  • お子様向け

講演会

東京大学天文教育研究センター 講演会

  • 11:30~12:10
  • 東京大学天文学教育研究センター 1階

企画・プロジェクト:東京大学天文学教育研究センター

本原 顕太郎(東京大学 准教授)

「赤外線で宇宙を見よう~動き始めたTAO望遠鏡計画~」

東京大学は、南米チリのチャナントール山という標高5640メートルの山頂に口径6.5メートルの大型赤外線望遠鏡を建設するプロジェクトを本格的に開始しました。この望遠鏡は、赤外線で、可視光では見えない宇宙を観測し、銀河や星、更には惑星がどのように生まれ、現在の姿になってきたのかを明らかにしようとしています。
今日は、赤外線とは何なのか、赤外線で宇宙を見ると何がわかるのかを、実際に赤外線カメラを使って感じてもらい、それを踏まえて赤外線観測で明らかになった最新の観測結果を解説します。それとともに、現在進行中のTAOプロジェクトの最新の状況についても紹介したいと思います。

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国立天文台 講演会(インターネット中継あり)

  • 13:00~15:40
  • すばる棟 大セミナー室

企画・プロジェクト:国立天文台

Edwin L. Turner(プリンストン大学 教授)

講演1(13:00~)
「The Search for Planets and Life Outside the Solar System」

400年前にガリレオが初めて望遠鏡で行った天の観測以来、観測装置や技術の発展は新たなる発見をもたらしました。そして近年、天文学者たちは様々な新しい技術と観測装置を用いて、太陽以外の星の周りを回っている惑星系の研究を始めました。現在では数千の「太陽系外惑星(以下、系外惑星)」が発見され研究されていますが、それらのほとんどがさまざまな面で、なじみのある太陽系の8惑星とは全く違っていました。
この激的な理解の進歩と、それによって作りだされた天文学の新たな分野であるにもかかわらず、私たちはいまだに「地球に非常によく似た環境の惑星がそれらの中にあるのか」「地球のような環境の惑星に生命はいるのか」という系外惑星について大いに興味のある2つの疑問に答えることができていません。
TMTや将来の地上、宇宙の望遠鏡によって、私たちはどのような宇宙に住んでいて、どのようなところに生命が存在するのかという、基本的な疑問に答え始めることができるでしょう。系外惑星における生命の証拠を見つけると期待される、最先端の技術についてお話しします。
※この講演は同時通訳で行われます。

家 正則(国立天文台、総合研究大学院大学 教授)

講演2(14:30~)
「30m望遠鏡TMT、いよいよ建設開始!」

1999年にハワイに誕生した日本の天文学界のエース、8メートルすばる望遠鏡は、7歳で宇宙の最果ての129億光年かなたの銀河を発見し、10歳で太陽系外惑星の撮影に成功し、その神童ぶりを発揮しました。青年になったすばる望遠鏡、その誕生の秘話と視力を10倍にした補償光学や世界一の広視野カメラなど、すばる望遠鏡のハイテクとすご技を前半で紹介します。
すばる望遠鏡が切り開いた観測の最前線をさらに発展させるため、国立天文台は2020年代の世界のエー スとなる口径30メートルの次世代超大型望遠鏡TMTを国際協力で実現するをめざし、その建設に着手しました。後半ではTMT計画の概要と日本の果たす大きな役割、完成時に期待される観測性能とTMTが拓く新しい宇宙観について、画像を軸にわかり易く解説します。
※この講演はNHKラジオ第二放送の「文化講演会」で、後日放送される予定です。

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国立天文台の施設公開・展示

メインテーマ関連の展示

TMT分割鏡の展示

  • 10:00~17:00
  • 展示室 ロビー

企画・プロジェクトTMT推進室

30メートル望遠鏡(TMT)の分割鏡を展示します。

  • 実物・模型展示
  • 映像上映

宇宙の起源に迫るTMT

  • 10:00~19:00
  • すばる棟 ロビー

企画・プロジェクトハワイ観測所(すばる望遠鏡)TMT推進室光赤外研究部太陽系外惑星探査プロジェクト室

30メートル望遠鏡(TMT)とすばる望遠鏡の紹介をしています。

  • 施設公開
  • パネル展示
  • 模型展示
  • 映像上映
  • 実演
  • サイエンスカフェ
  • カードゲーム
  • 惑星塗り絵

光や赤外線、重力波で宇宙を探る

新しい天文学を拓く重力波望遠鏡KAGRA

  • 10:00~16:00
  • 重力波実験施設(TAMA300)

企画・プロジェクト重力波プロジェクト推進室

岐阜県で建設中の大型重力波望遠鏡「かぐら」を紹介します。重力波検出器TAMA300の見学もできます。

  • 施設公開
  • パネル展示
  • 実物・模型展示
  • 映像上映
  • クイズ
  • 見学案内

星の距離をはかろう

  • 10:00~19:00
  • 中央棟 ロビー

企画・プロジェクトJASMINE検討室

日本の赤外線探査による位置天文衛星計画JASMINE(ジャスミン)の紹介、衛星のモデル、赤青メガネによる立体星空、銀河の星の軌道などを展示しています。

  • 展示
  • 映像上映

光学赤外線観測の国内拠点「岡山天体物理観測所」

  • 10:00~19:00
  • すばる棟 ロビー

企画・プロジェクト岡山天体物理観測所

岡山天体物理観測所と主力の188センチ反射望遠鏡の紹介、観測所内から撮影した星空のビデオを上映しています。

  • パネル展示
  • 映像上映

電波で宇宙を探る

アルマがわかる!

  • 10:00~17:00
  • ALMA棟

企画・プロジェクトチリ観測所

世界最大の天文学プロジェクト、アルマ望遠鏡の全貌と最新成果を紹介します。屋外では、中華鍋衛星放送受信実験も行います(受信実験は雨天中止)

  • パネル展示
  • 映像上映
  • 実演
  • ミニ公演
  • VR体験

視力「10万」の目?太陽系から銀河系そしてブラックホールへ?

  • 10:00~17:00
  • 南棟 3階

企画・プロジェクト水沢VLBI観測所

VERAを始めとする超長基線電波干渉計(VLBI)による研究や惑星探査の最新成果の紹介や関連装置の展示等を行っています。

  • 施設公開
  • 展示
  • 映像上映
  • 3つの星雲を探せ!ゲーム
  • プリクラ
  • ブラックホール模型

日本の電波天文学の聖地「野辺山」の紹介

  • 10:00~17:00
  • 中央棟(東) 第二会議室

企画・プロジェクト野辺山宇宙電波・太陽電波観測所

宇宙電波は32年、太陽電波は45年の歴史を持つ日本の電波天文の聖地「野辺山」の活動を紹介します。

  • パネル展示
  • 映像上映
  • 工作
  • クイズ
  • スーパーボールでパラボラアンテナ体験!
  • 大人向け
  • お子様でも楽しめます
  • お子様向け
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開催場所

  • 国立天文台 三鷹
  • 東京大学天文学教育研究センター(国立天文台 三鷹に隣接)
  • 三鷹市星と森と絵本の家(国立天文台 三鷹に隣接)

アクセス

開催者情報

  • 自然科学研究機構 国立天文台
  • 東京大学大学院理学系研究科附属
    天文学教育研究センター
  • 総合研究大学院大学物理科学研究科
    天文科学専攻
後援
  • 公益社団法人 日本天文学会
  • 公益財団法人 天文学振興財団
協力
  • 東京大学消費生活協同組合天文台支所
  • 大沢地区住民協議会
  • 三鷹市星と森と絵本の家

お願い

  • 入口は、国立天文台正門一カ所のみです。三鷹市星と森と絵本の家にお越しの方も、正門からご入場ください。
  • 受付にてプログラム(地図)を配布します。ご来場の際は、必ず最初にお立ち寄りください。
  • 配布資料を持ち帰るためのマイバッグをご持参ください。
  • 当日は自転車とバイクの駐輪場があります。
  • 自動車での来訪はご遠慮ください(10月24日、25日は、国立天文台の来場者用有料駐車場をご利用いただけません)。
  • お体の不自由な方で、車での来訪を希望される場合は、お問い合わせください。別途対応させていただきます。
  • ペットを連れての来訪はご遠慮ください。補助犬(盲導犬、介護犬等)は可能です。