アインシュタイン塔
国登録有形文化財
太陽分光写真儀室は,昭和5年(1930)に完成しました.鉄筋コンクリート造,地上5階,地下1階建てです.高さ約20mの天辺のドームから入った光は,直径65mシーロスタット(平面鏡2枚)に反射して,北側に続く半地下の大暗室で七色のスペクトルに分けられる構造になっています.塔全体が望遠鏡の筒の役割をもつことから「塔望遠鏡」とも呼ばれています.