国立天文台 メールニュース
No.196(2018年10月19日発行)「三鷹・星と宇宙の日」開催 他
_____________________________________________________________________ 国立天文台 メールニュース No.196 (2018年10月19日発行) _____________________________________________________________________ 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象などを、メールで お届けする不定期発行のニュースです。 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。 --------------------------------------------------------------- ■「三鷹・星と宇宙の日」開催[三鷹] ■国立天文台 秋の文化財イベント 2018[三鷹] --------------------------------------------------------------- ■「三鷹・星と宇宙の日」開催[三鷹] 国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星と宇宙の日」を、今年は 10月26日、27日に開催します。 今年のメインテーマは「太陽系再発見」です。身近でありながらいまだに未 解明の部分も多い太陽系。しかし、近年は新たな発見も続き、太陽系天体の起 源についての理解が進みつつあります。10月27日には、このメインテーマに関 する講演会を行います。また、ふだんは見学できない国立天文台三鷹キャンパ ス内の観測・実験施設の公開や、研究者による最新の研究成果の紹介、さまざ まなテーマのミニ講演会など、多くの企画を取りそろえています。 26日、27日ともに自由にご参加いただけます。多くの皆様のご来場をお待ち しています。 おもな公開内容 ・10月26日 (金) プレ公開 開催時間:14時から19時まで (入場は18時まで) 内容:一部の施設公開と研究紹介、ミニ講演会、質問コーナー、 天体観望会 (晴天時のみ) など ・10月27日 (土) 本公開 開催時間:10時から19時まで (入場は18時まで) 内容:メインテーマに関連する講演会、施設公開と研究紹介、 ミニ講演会、質問コーナー、スタンプラリー、 天体観望会 (晴天時のみ) など メインテーマに関連する国立天文台講演会 10月27日 (土) 13時10分より15時30分、すばる棟大セミナー室にて 講演1 平山族と古在振動―小惑星の研究を支えた日本の力 伊藤孝士 (国立天文台/総合研究大学院大学 助教) 講演2 はやぶさ2が初めて目にした小惑星リュウグウの姿 竝木則行 (国立天文台/総合研究大学院大学 教授) ※YouTube および ニコニコ生放送でライブ配信を行います 詳しい公開内容は、「三鷹・星と宇宙の日 2018」ウェブサイトをご覧くだ さい。 「三鷹・星と宇宙の日」は、自然科学研究機構 国立天文台、自然科学研究 機構 アストロバイオロジーセンター、東京大学大学院 理学系研究科附属 天文学教育研究センター、総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻 の共催事業です。 ▽三鷹・星と宇宙の日 2018 https://www.nao.ac.jp/open-day/2018/ ▽国立天文台三鷹キャンパス https://www.nao.ac.jp/access/mitaka/ ■国立天文台 秋の文化財イベント 2018[三鷹] 東京都教育委員会は、文化の日を中心に都内全域で文化財に関わるさまざま な企画事業を行う「東京文化財ウィーク」を開催します。それに合わせて、 国立天文台三鷹キャンパス内の文化財の見学会を実施しますので、皆様、奮っ てご参加ください。 1. 文化の日ガイドツアー 国立天文台三鷹キャンパス内の登録有形文化財、重要文化財を解説員の説明 を聴きながら見学をするツアーを開催します。 見学できるおもな文化財は、第一赤道儀室 (注1)、大赤道儀室 (国立天文台 歴史館) (注1)、レプソルド子午儀室 (子午儀資料館) (注1、2)、ゴーチェ子 午環室 (注1) 等で、三鷹キャンパスに現存する文化財のほぼ全てを巡ります。 ご参加には事前にウェブまたは往復はがきでのお申し込みが必要です。 見学内容の詳細は、ウェブサイトをご覧ください。 日時:11月3日 (土・祝) 10時30分から16時までの計3回 定員:各回20名 場所:国立天文台三鷹キャンパス 参加方法: 事前にウェブまたは往復はがきでのお申し込みが必要です お申し込み期間は10月22日正午まで 詳細はウェブサイトをご覧ください 申し込み人数が定員を超えた場合は抽選を行います 2. 太陽塔望遠鏡 (アインシュタイン塔) 特別公開 太陽塔望遠鏡は1930年 (昭和5年) に完成した建物です。高さ20メートルの 塔の屋上にあるドームから取り込まれた太陽の光を北側に続く半地下の暗室へ 導き、分光器を通してスペクトルとして観測します。塔全体が望遠鏡の筒の役 割を果たすことから「塔望遠鏡」と呼ばれています。この建物は、1998年7月 に国の登録有形文化財となりました。 通常は建物の外観のみ見学をしていただいていますが、11月10日と11日の両 日は、解説員による説明を聴きながら建物の内部を見学できます。事前のお申 し込みの必要はありません。 日時:11月10日 (土)、11日 (日) 10時から17時 (三鷹キャンパスへの入場は16時30分まで) 場所:国立天文台三鷹キャンパス 太陽塔望遠鏡 参加方法: 国立天文台三鷹キャンパスで通常の見学受付を済ませた後、見学コース 内の太陽塔望遠鏡へ直接お越しください 事前のお申し込みは必要ありません 注1:国の登録有形文化財 注2:国の重要文化財に指定されたレプソルド子午儀他が収蔵されている ▽国立天文台 秋の文化財イベント 2018 https://prc.nao.ac.jp/museum/einstein/ ▽国立天文台三鷹キャンパス 公開施設 https://www.nao.ac.jp/access/mitaka/facilities/ ▽東京文化財ウィーク情報 (東京都生涯学習情報) http://www.syougai.metro.tokyo.jp/sesaku/week.html ▽「東京文化財ウィーク2018」を開催します (東京都) http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/08/23/03.html _____________________________________________________________________ 発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室 発行日:2018年10月19日 _____________________________________________________________________