国立天文台 メールニュース
No.181(2017年10月11日発行)「三鷹・星と宇宙の日」開催 他
_____________________________________________________________________ 国立天文台 メールニュース No.181 (2017年10月11日発行) _____________________________________________________________________ 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象などを、メールで お届けする不定期発行のニュースです。 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。 ----------------------------------------------------------- ■「三鷹・星と宇宙の日」開催[三鷹] ■国立天文台 秋の文化財イベント 2017[三鷹] ----------------------------------------------------------- ■「三鷹・星と宇宙の日」開催[三鷹] 毎年秋に行っている国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星と宇宙 の日」を、今年は10月13日、14日に開催します。 今年のメインテーマは「冷たい宇宙・熱い宇宙」です。本公開の10月14日に は、このメインテーマに関する講演会を行います。また、国立天文台三鷹キャ ンパス内のふだんは見学できない観測・実験施設の公開や、最新の研究の成果 の紹介、さまざまなテーマのミニ講演会など、多くの企画を取りそろえて皆様 のご来場をお待ちしています。 おもな公開内容 ・10月13日 (金) プレ公開 開催時間:14時から19時まで (入場は18時まで) 内容:一部の施設公開、ミニ講演会、質問コーナー、天体観望会 など ・10月14日 (土) 本公開 開催時間:10時から19時まで (入場は18時まで) 内容:メインテーマに関連する講演会、施設公開、研究紹介、ミニ講演会、 質問コーナー、スタンプラリー、天体観望会 など メインテーマに関連する国立天文台講演会 10月14日 (土) 13時15分より15時30分、すばる棟大セミナー室にて 講演1 アルマ望遠鏡が見つめる冷たい宇宙 長谷川哲夫 (国立天文台 上席教授) 講演2 宇宙から観る熱い太陽コロナの姿 鹿野良平 (国立天文台/総合研究大学院大学 准教授) ※YouTube および ニコニコ生放送でライブ配信を行います 詳しい公開内容は、「三鷹・星と宇宙の日 2017」ウェブサイトをご覧くだ さい。 「三鷹・星と宇宙の日」は、自然科学研究機構 国立天文台、自然科学研究 機構 アストロバイオロジーセンター、東京大学大学院 理学系研究科附属 天文学教育研究センター、総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻 の共催事業です。 ▽三鷹・星と宇宙の日 2017 https://www.nao.ac.jp/open-day/2017/ ▽国立天文台三鷹キャンパス https://www.nao.ac.jp/access/mitaka/ ■国立天文台 秋の文化財イベント 2017[三鷹] 東京都教育委員会は、文化の日を中心に都内全域で文化財に関わるさまざま な企画事業を行う「東京文化財ウィーク」を開催します。それに合わせて、 国立天文台三鷹キャンパス内の文化財の見学会を実施しますので、皆様、奮っ てご参加ください。 1. 文化の日ガイドツアー 国立天文台三鷹キャンパス内の登録有形文化財、重要文化財を解説員の説明 を聴きながら見学するツアーを開催します。 見学する文化財は、第一赤道儀室 (注1)、大赤道儀室 (国立天文台歴史館) (注1)、レプソルド子午儀室 (子午儀資料館) (注1、2)、ゴーチェ子午環室 (注1) 等で、三鷹キャンパスに現存する文化財のほぼ全てを巡ります。 ご参加には事前にウェブまたは往復はがきでのお申し込みが必要です。詳細 は、ウェブサイトをご覧ください。 日時:11月3日 (金・祝) 10時30分から16時までの計3回 場所:国立天文台三鷹キャンパス 参加方法: 事前にウェブまたは往復はがきでのお申し込みが必要です お申し込み期間は 10月6日正午から10月23日正午まで 詳細はウェブサイトをご覧ください 申し込み人数が定員を超えた場合は抽選を行います 2. 太陽塔望遠鏡 (アインシュタイン塔) 特別公開 太陽塔望遠鏡は1930年 (昭和5年) に完成した建物です。高さ20メートルの 塔の屋上にあるドームから取り込まれた太陽の光を北側に続く半地下の暗室へ 導き、分光器を通してスペクトルとして観測します。塔全体が望遠鏡の筒の役 割を果たすことから「塔望遠鏡」と呼ばれています。この建物は、1998年7月 に登録有形文化財となりました。 通常は建物の外観のみ見学をしていただいていますが、11月4日と5日の両日 は、解説員による説明を聴きながら建物の内部を見学することができます。 事前のお申し込みの必要はありません。 日時:11月4日 (土)、5日 (日) 10時から17時 (三鷹キャンパスへの入場は16時30分まで) 場所:国立天文台三鷹キャンパス 太陽塔望遠鏡 参加方法: 国立天文台三鷹キャンパスで通常の見学受付を済ませた後、見学コース 内の太陽塔望遠鏡へ直接お越しください 事前のお申し込みは必要ありません 注1:国の登録有形文化財 注2:国の重要文化財に指定されたレプソルド子午儀他が収蔵されている ▽国立天文台 秋の文化財イベント 2017 http://prc.nao.ac.jp/museum/einstein/ ▽国立天文台三鷹キャンパス 公開施設 http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/facilities/ ▽東京文化財ウィーク情報 (東京都生涯学習情報) http://www.syougai.metro.tokyo.jp/sesaku/week.html ▽「東京文化財ウィーク2017」を開催します (東京都) http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/08/24/06.html _____________________________________________________________________ 発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室 発行日:2017年10月11日 _____________________________________________________________________