国立天文台 メールニュース
No.169(2017年2月1日発行) 平成30 (2018) 年暦要項の発表
_____________________________________________________________________ 国立天文台 メールニュース No.169 (2017年2月1日発行) _____________________________________________________________________ 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象や新天体発見情報 などを、メールでお届けする不定期発行のニュースです。 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。 ----------------------------------------------------------- もくじ ■平成30 (2018) 年暦要項の発表 ----------------------------------------------------------- ■平成30 (2018) 年暦要項の発表 国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項 (れきようこう) を発表 しています。暦要項には、国立天文台で推算した翌年の暦 (国民の祝日、日曜 表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など) を掲載 しています。 今年も2月1日に「平成30 (2018) 年暦要項」を発表しました。以下は、主な 内容です。 平成30 (2018) 年の国民の祝日は次のとおりです。 元日 1月 1日 成人の日 1月 8日 建国記念の日 2月11日 春分の日 3月21日 昭和の日 4月29日 憲法記念日 5月 3日 みどりの日 5月 4日 こどもの日 5月 5日 海の日 7月16日 山の日 8月11日 敬老の日 9月17日 秋分の日 9月23日 体育の日 10月 8日 文化の日 11月 3日 勤労感謝の日 11月23日 天皇誕生日 12月23日 平成30 (2018) 年には日食が3回、月食が2回あります。 1月31日から2月1日にかけて皆既月食があり、日本全国で皆既食を見ること ができます。 2月16日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。 7月13日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。 7月28日には皆既月食があります。日本全国で月食を見ることができるもの の、月食の途中で月の入りを迎えます。とくに、南西部を除く北海道と、青森 県北東部、岩手県北東部では、皆既食が始まる前に月の入りとなるため、部分 食しか見ることができません。 8月11日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。 これらの現象の詳しい状況や予報については、国立天文台 天文情報センター 暦計算室ウェブサイトでも調べることができます。 国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑 星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行 しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。 昭和29 (1954) 年6月1日の官報に翌昭和30 (1955) 年の暦要項を掲載したの が最初で、昭和39 (1964) 年の暦要項からは現在のように前年2月の最初の官報 に掲載するようになりました。 暦要項、暦象年表の内容は、暦計算室ウェブサイトでご覧いただくことが可 能です。 ▽暦要項 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/ ▽国立天文台 天文情報センター 暦計算室 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/ _____________________________________________________________________ 発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室 発行日:2017年2月1日 _____________________________________________________________________