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ペルセウス座流星群 2016

ペルセウス座流星群 2016

三大流星群の一つ、ペルセウス座流星群が8月12日の夜に極大を迎えました。流星群に属する流星は、星空のある一点を中心に放射状に現れます。その中心を「放射点」と呼び、放射点のある星座の名前をとって「○○座流星群」と呼びます。写真でも流星が星空の一点を中心に出現している様子がわかります。その中心は「ペルセウス座」にあります。

写真は、2016年8月13日の午前1時10分に岡山天体物理観測所内で撮影した星空に、12日午後10時53分から13日午前3時27分までに出現した明るいペルセウス座流星群の流星を合成したものです。写真の右下に写っているのは91cm反射望遠鏡ドーム。写真の中央下に写っているのは188cm反射望遠鏡ドームです。

文:戸田博之(岡山天体物理観測所)

画像データ

天体ペルセウス座流星群
カメラCanon EOS 8000D
レンズSIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM
露出星空、5秒露出の6枚の画像を合成。流星、5秒露出
撮影日時2016年8月12日~13日(流星)、2016年8月13日(星空)
撮影者戸田博之
クレジット国立天文台

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