今週の一枚トップ 今週の一枚 すばる望遠鏡が見た小惑星探査機「はやぶさ」 2014年11月25日 小惑星探査機「はやぶさ」が燃え尽きて4年が過ぎました。小惑星のカケラを初めて地球に持ち帰り、太陽系がどのようにして形作られてきたのかなどの研究に大きな進歩をもたらした「はやぶさ」。その「はやぶさ」が地球に向かって進む最期の元気な姿を、地上のすばる望遠鏡が捉えたのがこの画像です。11枚の違う時刻の姿を、背景の天体の位置で合わせて切り貼りし、移動を表現しています。「はやぶさ」の遺志を継ぎ、新たにまた別の種類の小惑星の探査を目指す「はやぶさ2」は、もうすぐ旅立とうとしています。 文:八木雅文(光赤外研究部・ハワイ観測所・TMT推進室) 撮影日時2010年6月13日午後2時59分~午後3時06分(日本時間) 望遠鏡すばる望遠鏡 観測装置主焦点カメラ Suprime-Cam 著作権国立天文台 画像データ ダウンロード 最高解像度(512 x 1201、143KB) 関連リンク すばる望遠鏡で「はやぶさ」の撮影成功! 次の一枚:秋色三鷹を乱れ染む 前の一枚:澄んだ空のもとで――アルマ望遠鏡アンテナと金星と天の川 今週の一枚トップ
小惑星探査機「はやぶさ」が燃え尽きて4年が過ぎました。小惑星のカケラを初めて地球に持ち帰り、太陽系がどのようにして形作られてきたのかなどの研究に大きな進歩をもたらした「はやぶさ」。その「はやぶさ」が地球に向かって進む最期の元気な姿を、地上のすばる望遠鏡が捉えたのがこの画像です。11枚の違う時刻の姿を、背景の天体の位置で合わせて切り貼りし、移動を表現しています。「はやぶさ」の遺志を継ぎ、新たにまた別の種類の小惑星の探査を目指す「はやぶさ2」は、もうすぐ旅立とうとしています。
文:八木雅文(光赤外研究部・ハワイ観測所・TMT推進室)