今週の一枚
星を取り巻く塵の環

望遠鏡 | アルマ望遠鏡、ハッブル宇宙望遠鏡 |
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波長 | サブミリ波(波長870マイクロメートル)、可視光 |
カメラ | アルマ望遠鏡バンド7受信機、ハッブル宇宙望遠鏡Advanced Camera for Surveys |
クレジット | ALMA (ESO/NAOJ/NRAO). Visible light image: the NASA/ESA Hubble Space Telescope Acknowledgement: A.C. Boley (University of Florida, Sagan Fellow), M.J. Payne, E.B. Ford, M. Shabran (University of Florida), S. Corder (North American ALMA Science Center, National Radio Astronomy Observatory), and W. Dent (ALMA, Chile), P. Kalas, J. Graham, E. Chiang, E. Kite (University of California, Berkeley), M. Clampin (NASA Goddard Space Flight Center), M. Fitzgerald (Lawrence Livermore National Laboratory), and K. Stapelfeldt and J. Krist (NASA Jet Propulsion Laboratory) |
アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡が観測した、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを取り巻く塵の環。オレンジ色で色付けされているのがアルマ望遠鏡の観測結果(画像右上半分だけを観測)、青色がハッブル宇宙望遠鏡の観測結果です。アルマ望遠鏡の観測結果を詳しく分析した結果、塵の環が非常に細く保たれていることがわかりました。これは、未発見の惑星が環の内側と外側に存在し、その重力によって塵が掃き集められているためだと考えられています。
詳しくは、詳しくは、プレスリリース「アルマ望遠鏡が明らかにした、太陽系外惑星のはたらき」をご覧ください。
文:平松正顕(チリ観測所)