質問5-2

流れ星はいつ見える?

天の川が見えるような空が暗い場所で一晩中空を眺めていれば、たいてい何個かの流れ星を見ることができます。

しかし、1年のうちで何回か、流れ星が普段より多く見られる時期があります。「流星群」が活動している期間です。流星群は、主なものだけでも10以上あり、ほとんどの流星群が毎年活動しています。

毎年活動する主な流星群の名前や活動期間を表1に示しましたのでご覧ください。

「極大」のころに流れ星が多く出現しますが、「出現期間」内であれば、流星群に関連する流れ星を見られる可能性があります。

表1 毎年活動する流星群
流星群名 出現期間 極大 出現数
しぶんぎ座流星群 12月28日 -1月12日 1月4日頃
4月こと座流星群 4月16日 - 4月25日 4月22日頃
みずがめ座η(エータ)流星群 4月19日 - 5月28日 5月6日頃
みずがめ座δ(デルタ)南流星群 7月12日 - 8月23日 7月30日頃
ペルセウス座流星群 7月17日 - 8月24日 8月13日頃
おうし座南流星群 9月10日 - 11月20日 10月10日頃
オリオン座流星群 10月2日 - 11月7日 10月21日頃
おうし座北流星群 10月20日 - 12月10日 11月12日頃
ふたご座流星群 12月4日 - 12月17日 12月14日頃

(理科年表より一部変更して掲載)

これ以外に、何年かの周期で活発に活動する流星群もあります。表2をご覧ください。

表2 周期的に活動する流星群
流星群名 出現期間 極大 次回出現時期 出現周期
10月りゅう座流星群
(ジャコビニ流星群)
10月6日 - 10月10日 10月8日頃 2024年 13年
しし座流星群 11月6日 - 11月30日 11月18日頃 2034 - 2037年 約33年

(理科年表より一部変更して掲載)

このような流星群では、活動が活発な年とその前後数年間は、その他の年と比べて、流れ星の出現がとても多くなります。

流星群に関連する流れ星以外にも、流れ星を見ることがあります。そのような流れ星を「散在流星」と呼んでいます。

このページをシェアする