東京の星空・カレンダー・惑星(2019年9月)
概要
秋と言えば、お月見。晴れていれば、秋の夜空に煌々(こうこう)と輝く月を眺められるでしょう。また、月の初めごろには、木星や土星とのランデブーも見られます。残暑から秋への変わり目となるこの時期、まだ空に残る夏の星座と、やがて昇ってくる秋の星座も、併せて楽しみましょう。
東京の星空
カレンダー(9月)
1日 | 二百十日 |
2日 | 火星が合 |
4日 | 水星が外合 |
6日 | 上弦 |
8日 | 白露(太陽黄経165度) |
10日 | 海王星が衝 |
13日 | 中秋の名月 |
14日 | 満月(2019年最小の満月) |
16日 | 敬老の日 |
18日 | 土星が留 |
20日 | 彼岸の入り |
22日 | 下弦 |
23日 | 秋分の日/秋分(太陽黄経180度) |
29日 | 新月 |
惑星
- 水星
- 4日に外合となります。以後は日の入り後の西の低空に位置するようになりますが、見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。
- 金星
- 日の入り直後の西の低空に位置しています。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう
- 火星
- しし座を東に移動し、下旬にはおとめ座に入ります(順行)。2日に合となります。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
- 木星
- へびつかい座を東に移動しています(順行)。宵の南西の空に見え、明るさは、マイナス2.2等からマイナス2.0等。
- 土星
- いて座を西に移動していますが、18日に留(りゅう)となり、以後は東向きの移動(順行)に転じます。宵の南の空に見え、明るさは、0.3等から0.5等。
(参照)暦計算室ウェブサイト:「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説の天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。