月が木星、土星に接近(2019年4月)

日の出前の南の空に注目しよう
4月下旬、日の出前の南の空には木星と土星が見えています。4月23日から26日にかけて、月が木星と土星に近づきます。日の出の時刻が早い時期ではありますが、日々細くなっていく月が星空の中を移動し、惑星たちと接近する様子を、早起きして眺めてみてはいかがでしょうか。
今後、木星と土星は夜空に昇る時刻がしだいに早くなっていき、6月には真夜中頃に南中するようになります。梅雨明けには宵の空で観察しやすくなるでしょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト:「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。こよみ用語解説の天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています。