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平成30年(2018)暦要項を発表

平成30年(2018)暦要項

国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう) を発表しています。暦要項には、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)を掲載しています。

今年も2月1日に「平成30(2018)年暦要項」を発表しました。以下は、主な内容です。

平成30(2018)年の国民の祝日

元日1月1日
成人の日1月8日
建国記念の日2月11日
春分の日3月21日
昭和の日4月29日
憲法記念日5月3日
みどりの日5月4日
こどもの日5月5日
海の日7月16日
山の日8月11日
敬老の日9月17日
秋分の日9月23日
体育の日10月8日
文化の日11月3日
勤労感謝の日11月23日
天皇誕生日12月23日

平成30(2018)年には日食が3回、月食が2回あります。

  • 1月31日から2月1日にかけて皆既月食があり、日本全国で皆既食を見ることができます。
  • 2月16日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。
  • 7月13日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。
  • 7月28日には皆既月食があります。日本全国で月食を見ることができるものの、月食の途中で月の入りを迎えます。とくに、南西部を除く北海道と、青森県北東部、岩手県北東部では、皆既食が始まる前に月の入りとなるため、部分食しか見ることができません。
  • 8月11日には部分日食がありますが、日本では見ることができません。

これらの現象の詳しい状況や予報については、国立天文台 天文情報センター 暦計算室ウェブサイトでも調べることができます。

暦要項について

国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。

昭和29(1954)年6月1日の官報に翌昭和30(1955)年の暦要項を掲載したのが最初で、昭和39(1964)年の暦要項からは現在のように前年2月の最初の官報に掲載するようになりました。暦要項、暦象年表の内容は、暦計算室ウェブサイトでご覧いただくことが可能です。

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