最新の測月データで探る月の内部構造

国立天文台、北海道大学、宇宙航空研究開発機構、大阪大学の研究者から成る研究チームは、アポロ月震データと最新の測月データとを組み合わせて月の内部構造を推定しました。その結果、これまでの研究と比較してマントル下部の軟らかい層がより厚く、その密度がより大きいモデルで観測値がうまく説明できることが分かりました。この研究結果は、月の歴史の初期にマントルの上部に形成されたチタンに富んだ重い層が、その後マントルの深部に沈んだとする「マントルオーバーターン仮説」を支持します。

本研究に基づく月内部構造の概略図
本研究に基づく月内部構造の概略図

詳しくは最新の測月データで探る月の内部構造(RISE月惑星探査検討室)をご覧ください。

本研究成果は2015年10月発行の米国の地球物理学専門誌『ジオフィジカル・リサーチ・レターズ』掲載されました(Matsumoto et al., 2015, Internal structure of the Moon inferred from Apollo seismic data and selenodetic data from GRAIL and LLR

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