自然科学研究機構 国立天文台

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青い光で見るスーパーアースの空

研究成果

国立天文台と東京大学を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された2つの可視光カメラSuprime-CamとFOCASに青い光だけを透過するフィルターを装着して、へびつかい座の方向、約40光年のかなたにあるスーパーアースGJ1214bの空を観測しました 。

この惑星の空(大気)は、その主成分が何かをめぐってこれまで議論が続いており、水素あるいは水蒸気が主成分である可能性が考えられていました。今回の観測の結果、この惑星では晴れた水素大気の空で観測されるはずの「強いレイリー散乱」の特徴が見られないことが明らかとなりました。このことは、これまでのこの惑星に対する観測結果と合わせて、GJ1214bが水蒸気を主成分とする大気を持つ可能性が高いことを示しています。

青い光で見るGJ1214bの惑星トランジットの想像図。(クレジット:国立天文台)

この研究成果は、2013年8月20日発行の『アストロフィジカル・ジャーナル』誌に掲載されました。
"Multi-color Transit Photometry of GJ 1214 b through BJHKs Bands and a Long-term Monitoring of the Stellar Variability of GJ 1214," Astrophysical Journal, Volume 773, Issue 2, article id. 144

詳しくは青い光で見るスーパーアースの空(すばる望遠鏡)をご覧ください。

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