自然科学研究機構 国立天文台

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2017年の展望と年間カレンダー

展望

2017年に注目したい天文現象として、星食が挙げられます。夜空を移動する月に星が隠される現象で、2017年はおうし座の1等星アルデバランとしし座の1等星レグルスの星食が見られます。特に1月9日のアルデバラン食は条件が良く、日本全国で見ることができます。

三大流星群の中では、8月のペルセウス座流星群は極大のころに月明かりの影響を受けますが、1月のしぶんぎ座流星群と12月のふたご座流星群は月の影響も少なく観察に適しています。

2017年はほかにも、7月25日に水星が月に隠される水星食や、8月8日の部分月食など様々な天文現象が起こります。

1月

1日元日 初日の出情報
2日休日
3日23時頃、しぶんぎ座流星群が極大(見頃は4日未明。1時間に35個程度。月明かりの影響がなく、極大時刻もまずまずで、比較的条件がよい)
4日地球が近日点通過
5日小寒(太陽黄経285度)
6日上弦
8日水星が留
9日成人の日 / アルデバラン食
12日満月 / 金星が東方最大離角
17日土用(太陽黄経297度)
19日水星が西方最大離角
20日下弦 / 大寒(太陽黄経300度)
28日新月

2月

3日節分
4日上弦 / 立春(太陽黄経315度)
7日木星が留
11日満月 / 建国記念の日
17日金星が最大光度
18日雨水(太陽黄経330度)
19日下弦
26日金環日食(日本では見られない) 参照:日食各地予報 / 新月

3月

2日海王星が合 / 金星が留
5日上弦 / 啓蟄(太陽黄経345度)
7日水星が外合
12日満月
17日彼岸
20日春分の日 / 春分(太陽黄経0度)
21日下弦
25日金星が内合
28日新月

4月

1日水星が東方最大離角 / アルデバラン食
4日上弦 / 清明(太陽黄経15度)
6日土星が留
8日木星が衝
10日水星が留
11日満月
13日金星が留
14日天王星が合
17日土用(太陽黄経27度)
19日下弦
20日水星が内合 / 穀雨(太陽黄経30度)
22日このころ、4月こと座流星群が極大(見頃は23日未明。1時間に5個程度。月明かりの影響がなく、極大時刻もよく、条件がよい)
26日新月
29日昭和の日
30日金星が最大光度

5月

2日水星が留 / 八十八夜
3日上弦 / 憲法記念日
4日みどりの日
5日こどもの日 / 立夏(太陽黄経45度)
6日このころ、みずがめ座η(エータ)流星群が極大(見頃は前後2~3日間の未明。1時間に5個程度。夜半過ぎに月が沈んだ後は条件がよい)
11日満月
18日水星が西方最大離角
19日下弦
21日小満(太陽黄経60度)
26日新月

6月

1日上弦
3日金星が西方最大離角
5日芒種(太陽黄経75度)
9日満月(今年最小の満月)
10日木星が留
11日入梅(太陽黄経80度)
15日土星が衝
17日下弦 / 海王星が留
21日水星が外合 / 夏至(太陽黄経90度)
24日新月

7月

1日上弦
2日半夏生(太陽黄経100度)
4日地球が遠日点通過
7日小暑(太陽黄経105度)
9日満月
17日下弦 / 海の日
19日土用(太陽黄経117度)
23日新月 / 大暑(太陽黄経120度)
25日水星食
27日火星が合
30日水星が東方最大離角 / このころ、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大(見頃は前後6~7日間の夜半過ぎ。1時間に5個程度。夜半頃月が沈んだ後は条件がよい)
31日上弦

8月

3日天王星が留
7日立秋(太陽黄経135度)
8日部分月食 参照:月食各地予報 / 満月
11日山の日
12日水星が留
13日4時頃、ペルセウス座流星群が極大(見頃は13日未明。1時間に35個程度。月が明るいため条件は悪い)
15日下弦
22日皆既日食(日本では見られない) 参照:日食各地予報 / 新月
23日処暑(太陽黄経150度)
26日土星が留
27日水星が内合
28日伝統的七夕
29日上弦

9月

1日二百十日
5日水星が留 / 海王星が衝
6日満月
7日白露(太陽黄経165度)
12日水星が西方最大離角
13日下弦
18日敬老の日
20日新月 / 彼岸
23日秋分の日 / 秋分(太陽黄経180度)
28日上弦

10月

4日中秋の名月
6日満月
8日寒露(太陽黄経195度) / このころ、10月りゅう座流星群が極大(見頃は8日の日の入り後。1時間に4個程度。日の入り後暗くなってから月の出までの1時間程度は条件がよい)
9日水星が外合 / 体育の日
10日アルデバラン食(主に北日本) / このころ、おうし座南流星群が極大(見頃は月明かりの影響がない10月中旬から下旬の夜半頃。1時間に2個程度)
12日下弦
20日新月 / 天王星が衝 / 土用(太陽黄経207度)
21日このころ、オリオン座流星群が極大(見頃は前後4~5日間の未明。1時間に5個程度。月明かりの影響がなく、条件がたいへんよい)
23日霜降(太陽黄経210度)
27日木星が合
28日上弦

11月

3日文化の日
4日満月
7日立冬(太陽黄経225度)
11日下弦
12日レグルス食 / このころ、おうし座北流星群が極大(見頃は月明かりの影響がない11月中旬から下旬の夜半頃。1時間に2個程度)
18日新月 / このころ、しし座流星群が極大(見頃は18日の未明。1時間に2個程度。月明かりの影響がなく、極大時刻もまずまずで、比較的条件がよい)
22日小雪(太陽黄経240度)
23日海王星が留 / 勤労感謝の日
24日水星が東方最大離角
27日上弦

12月

3日水星が留
4日満月(今年最大の満月)
7日大雪(太陽黄経255度)
10日下弦
13日水星が内合
14日16時頃、ふたご座流星群が極大(見頃は14日の0時過ぎ。1時間に40個程度。月明かりの影響が少なく、極大時刻もまずまずで、比較的条件がよい)
18日新月
22日土星が合 / 冬至(太陽黄経270度)
23日水星が留 / 天皇誕生日
26日上弦

流星群の極大日時は、IMO(International Meteor Organization / 国際流星機構)の予報を元にしています。流星群の流星出現個数は、見頃の時期に、天の川が見えるような暗い空で一般の方が観察したときに、1時間あたりに見られる最大の流星数の目安です。街明かりの中で観察したり、見頃でない時期に観察したりした場合には、数分の1になることがあります。反対に、空の条件や観察者の熟練度などによって、数倍の数の流星を見ることができる場合があります。