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IAU総会で採択された惑星の定義など、惑星の定義に関する詳細については『「惑星」の定義について』をご覧ください。
惑星の定義についての、映像による解説はこちらをご覧ください。
以下の内容は、国立天文台が、IAU総会での採択の結果を解釈するなどして作成したものであり、IAUによって発表・作成されたものではありませんのでご注意ください。
Q. 惑星の和名はどうなるか?
A. 2007年4月9日、「日本学術会議」の委員会のひとつである「太陽系天体の名称等に関する検討小委員会」が、国際天文学連合が決定した新しい天体グループに対する和名を、以下のように発表した。
dwarf planetは、日本語での表記が必要な場合は「準惑星」と表記することを推奨する。ただし、少なくとも適切な概念整理が進むまでの当面の間は、学校教育をはじめ社会一般においては、この用語・概念を積極的に使用することは推奨しない。
エッジワース・カイパーベルト天体、カイパーベルト天体、TNO と従来呼ばれてきた天体及び天体群を表す日本語名称として、「太陽系外縁天体」を推奨する。太陽系に関する記述であることが明白である場合は、単に「外縁天体」としてもよい。
small solar system bodies の日本語名称として、「太陽系小天体」を推奨する。
→ 国際天文学連合における惑星の定義及び関連事項の取扱いについて(日本学術会議へ)
Q:その8個とは?
A:水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星。
Q:2003 UB313は惑星か?
A:惑星ではない。準惑星である。
Q:2003 UB313には名前が与えられるのか?
A:Erisという名前がつきました。詳しくは、アストロ・トピックス(241)をご参照ください。
Q:惑星よりも小さな天体をどう呼ぶのか?
A:その天体が、十分な質量を持ち、ほぼ球状の形をしていて、太陽の周りを回っているが、その軌道付近の天体を掃き散らしていなければ、準惑星 である。準惑星の条件を満たしていなければ、太陽系小天体である。太陽系小天体は、いわゆる小惑星、彗星、トランス・ネプチュニアン天体と呼ばれている天体などを含む。なお、衛星は準惑星、太陽系小天体のどちらにも含まれません。
(注釈)衛星の定義は、今後検討されて決定する見込みである。
Q:準惑星に分類される可能性のある候補天体はあるのか?
A:ある。
Q:太陽系で惑星が8より増える可能性はあるのか?
A:増える可能性は低い。
Q:今回の惑星の定義は、他の惑星系にも適用されるのか?
A:今回の定義は、われわれの太陽系に限る。
Q:太陽系外縁天体のなかで、冥王星のような特徴をもつ天体の分類名はなにか?
A:2008年6月11日、IAUにより plutoid という名称に決定しました。詳しくは、アストロ・トピックス(387)をご参照ください。英語名の決定に先立って、2007年4月9日に、日本学術会議により「冥王星型天体」という日本語での名称が決定されました。
Q:「小惑星」や「彗星」という名称は使われなくなるのか?
A:現在の時点でそのようなことはない。例えば、「地球型惑星」や「木星型惑星」のように、IAUで定義されていなくても、教科書で使用されている用語はたくさんある。太陽系小天体の和訳と同様に、「小惑星」や「彗星」といった用語の扱いについても、今後議論されるだろう。
参考:惑星・準惑星一覧