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キャンペーンの結果(感想)

今回のキャンペーンでは、およそ3,500件もの大変多くのコメントをお送りいただきました。本当にありがとうございました。
報告をお送りくださった皆さまの感想の中から、ほんの一部ではありますが、抜粋してご紹介します。ご紹介できなかったものも含めまして、いただいたご意見などは、これからのキャンペーンの参考にさせていただきます。

公開までに大変時間がかかり、申し訳ございませんでした。

感想

流星が見えた方

流星を見ることができた方

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流星を多めに見ることができた方

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流星をあまり見ることができなかった方

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家族で見た方

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流星を見ることができなかった方

見ることができなかった方

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天候が悪かった方

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空が明るかった方

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色々なことを感じた方

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キャンペーンについてのコメント

情報・報道について

情報を発信してもマスメディアで取り上げていただけるとは限らないのですが、多くの皆さまに情報をお届けできるよう、これからも努力していきたいと思います。

天文現象やキャンペーンについての情報をお知りになりたい方は、国立天文台で発行しているメールニュースなどによっても情報をお届けしておりますので、ぜひご利用ください。詳しくは、キャンペーンの結果ページ内にある「天文現象などに関する情報」をご覧ください。

今回のキャンペーンで電子メールアドレスを登録していただいた方には、次回のキャンペーンの前にお知らせをお送りします。楽しみにお待ちください。

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キャンペーンや当サイトについて

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アクセスの混雑について

今回のキャンペーンでは、アクセス数も報告数も過去最多を記録しました。予想以上にアクセスが集中し、ウェブページが見られなかったり、報告ができなかったという意見を多数いただきました。申し訳ございませんでした。

今後のキャンペーンに向けて改善に取り組んでおります。これからもよろしくお願い致します。

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その他の意見など

たくさんのご意見・ご提案、ありがとうございました。必ずしもすぐに取り組めるというわけではありませんが、今後のキャンペーンに活かしていきたいと思います。

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疑問・質問など

→ 担当より:残念ながら錯覚の可能性もありますが、暗い流星だったり、視野の端の方に流れた流星だったりすると、目には見えていても錯覚のように感じられることもあります。観察に慣れてくると、本当の流星かどうかがはっきりと分かるようになることもありますので、もう少し、流星観察を続けてみてはいかがでしょうか。また、何人かで一緒に観察をすると、自分が見たと思ったものを他の人も見ているかどうかを確かめ合うことができます。

→ 担当より:流星が見えている時間は、多くの場合1秒程度で、長くても10秒ほどまでです。断定することはできませんが、観察状況から推測すると、人工衛星の可能性が高いように思われます。人工衛星は、夕方や明け方の時間帯に、空の中で比較的ゆっくりと移動していきます。飛行機のように規則的に点滅することはほとんどありませんので、次回は注意して観察してみてください。

→ 担当より:今回、しし座流星群の時と比べて少なかったというご意見を大変たくさんいただきました。日本では2001年11月19日の明け方に、しし座流星群の「流星嵐」が見られましたが、この時は1時間あたり2,000〜3,000個もの流星が流れました。このような見事な出現は、数十年あるいは百年に一度程度しか見られないたいへん珍しい現象です。ちなみに日本でのしし座流星群は、2037年頃に多く見られる可能性がありますが、それでも2001年の数分の1となりそうです。
今回のオリオン座流星群は、(予測・結果とも)2001年のしし座流星群の数十分の1の規模でしたから、しし座流星群と比較するとかなり少なく思われたかもしれませんね。

→ 担当より:流星を多めに見ることができた方のコメントにもありましたが、3〜4個の流星が立て続けに流れることもしばしばあったようです。一方で、全く流れない時間帯がしばらく続くといった「むら」のある出現が見られたようです。一般的に流星群では、出現間隔は一定ではなく、このような「むら」のある出現をすることが多いのですが、今回は少々極端だったように思います。ご指摘の通り、もしかしたらダスト・トレイルに含まれる流星の元となるチリの粒の分布に、粗密があったのかもしれません。

→ 担当より:流星群によって、あるいは同じ流星群でも年によって、流星の明るさの分布は変化します。今回のオリオン座流星群は、確かに若干暗めだったという報告もあり、この場合には、東京などの市街地で見られる流星数は、他の流星群よりもかなり減ってしまうことになります。ただ、明るい流星を見たという方も多く、今回は時間帯によっても明るさの分布が変化したのかもしれません。

→ 担当より:流星数の結果のページの「参考:他の機関による集計との比較」にも記述しましたが、日本流星研究会の速報集計では、「ZHR」という、理想的な条件に換算した場合の1時間あたり流星数を表す値が、19〜20日の夜で約35、20〜21の夜で約39、21〜22の夜で約55、22〜23の夜で約61となっています。6等星まで見える空で明け方に観測した場合には、1時間あたり20〜40個は見えたことになります。これは、30〜50個という予測よりは若干少なかったようです。
また、報道などでは、理想的な条件で観察したときの「1時間に50個」という数値だけが一人歩きしてしまい、市街地など条件の悪い場所で観察したときの流星数など、詳しい情報がうまく伝わらなかったところがあるようです。今後、発信する情報の内容には注意しますが、詳しい情報は国立天文台のウェブサイトを参考にしていただければと思います。

→ 担当より:今回のキャンペーンは、なるべく確実に見える期間として、23日朝までを設定いたしました。ご指摘の通り、流星の数は少々減りましたが、24日や25日の朝にも例年より活発なオリオン座流星群が見られていたようです。極大や流星数を正確に予測することは、まだ難しいのですが、今後も色々な情報を見極めながら、みなさんにより正確な情報をお伝えできるよう、努力したいと思います。

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