観察日時ごとの報告数を集計しました。
流星の出現数が最も多くなるのではないかと予想されていた、3日から4日にかけての夜の午前3時台に観察した方がいちばん多くいらっしゃいました。
4日から5日にかけての夜に観察した方はほとんどいらっしゃらず、どの時刻も10人以下でした。
観察時間ごとに報告数を集計しました。
冬の寒い時期であるにもかかわらず、51分から60分というたいへん長い時間観察をした方の割合が一番多くなっています。
観察した流星の個数ごとに報告数を集計しました。
観察できた流星の個数は20個までの方が多く、それより多くの流星を見た方はほとんどいらっしゃいません。残念ながら「0個」という方も10%近くいらっしゃいます。今年は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群でもキャンペーンをおこないますので、ぜひまた参加してください。そのときには流星が見られるといいですね。
ここ何回かの流星を観察対象にしたキャンペーンでは、流星群に属している流星(群流星)と属していない流星(散在流星)を区別してみようと、皆さんに呼びかけてきました。今回は、38.4%の方が、群流星と散在流星を区別して観察したと報告してくださいました。(2007年12月のふたご座流星群を対象にしたキャンペーンでは29.5%、2008年8月のペルセウス座流星群を対象にしたキャンペーンでは36.8%でしたので、群流星かどうかを区別しようとチャレンジした方の割合が少しずつ増えてきています。)
これまで群流星なのか散在流星なのかを意識したことがないという方も、これから流星群を観察するときには注意をしながら観察なさってみてはいかがでしょうか。