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新天体の仮符号:彗星

 各種新天体には、正式な番号や名称が付く前に「仮符号」(かりふごう)という符号が付けられるものがあります。本ページでは彗星の仮符号について説明します。

彗星の仮符号

例:C/2008 A1
「C/」(または「P/」など)+「発見(検出)年」+「スペース」+「発見(検出)月を表すアルファベット大文字(A〜Y)」+「発見順の数字(1〜)」で表されます。

 各記号の意味は以下の通りです。

 小惑星として発見された後、彗星活動が認められたような場合には、接頭語に続いて「小惑星の仮符号」がそのまま用いられる場合があります。

 彗星核が分裂した場合には、それぞれに「-A」「-B」のようにアルファベットを最後に付加します。

 この仮符号の命名法は、1995年より採用されました。ただし現在は、1994年以前についてもさかのぼって、新しい命名法によって付けられた仮符号が用いられています。

以下、おもな仮符号の例です。

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