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岡山天体物理観測所、全国共同利用をここに完遂せり

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岡山天体物理観測所、全国共同利用をここに完遂せり

1960年に我が国の大望遠鏡時代の端緒を開いた岡山天体物理観測所は、名実ともに日本の天体物理学観測を育み、かつ、全国共同利用の精神を広く国内研究者の間に培ってきました。そんな我らの岡山天体物理観測所ですが、本日(2017年12月28日)の朝、188cm反射望遠鏡の全ての共同利用日程を完了させることで、予定通り共同利用観測所としての使命を全うするに至りました。

新しい景色

1960年に開所した岡山天体物理観測所は、1962年に本格的な観測を開始した当初から実質的な全国共同利用の体制を敷き、我が国の観測天文学の発展に貢献してきました。X線天体の世界初の光学同定、化学特異星の分光研究、低温度星の分光研究、系外銀河の面分光研究、太陽系外惑星の探索、太陽系外惑星の大気探査、恒星スペクトルカタログなど、多くの分野で優れた成果を挙げてきました。今回、共同利用観測所としては運用を終了しますが、188cm反射望遠鏡をはじめとした望遠鏡群には学術的な利用価値がまだ十分にあるため、平成30年度からは大学研究者らが中心となって運用資金を持ち寄り、それら望遠鏡の利用を続けていく予定です。

泉浦秀行(岡山天体物理観測所)

画像データ

撮影日時2017年12月28日
クレジット国立天文台

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