今週の一枚トップ 今週の一枚 流星 2015年8月 4日 アンドロメダ銀河を撮影した画像に、偶然手前を通過した2つの流星が、近すぎてピンぼけに写っています。明るいほうの流星は途中で明るさが変化しています。左の円弧状のかげは視野の外にある明るい星のゴースト像です。中央より右の別のゴースト像には副鏡を支える十字形のスパイダーの陰も見えます。解析から、典型的な流星の発光領域は直径数ミリメートルの大きさしかないことが分かりました。 文:家 正則(ハワイ観測所・TMT推進室) 撮影日時2004年8月12日21時27分(ハワイ時間) 望遠鏡すばる望遠鏡 観測装置主焦点カメラSuprime-Cam(シュプリーム・カム) 露出5秒 著作権国立天文台 画像データ ダウンロード 最高解像度(503 x 520、181KB) 関連リンク 流星が切り裂く大気のトンネルは幅数ミリメートル! ~すばるによる画像から初の測定に成功(すばる望遠鏡) 次の一枚:アルマ望遠鏡 12メートルアンテナのペーパークラフト 前の一枚:銀河から噴き出す真紅の光 今週の一枚トップ
アンドロメダ銀河を撮影した画像に、偶然手前を通過した2つの流星が、近すぎてピンぼけに写っています。明るいほうの流星は途中で明るさが変化しています。左の円弧状のかげは視野の外にある明るい星のゴースト像です。中央より右の別のゴースト像には副鏡を支える十字形のスパイダーの陰も見えます。解析から、典型的な流星の発光領域は直径数ミリメートルの大きさしかないことが分かりました。
文:家 正則(ハワイ観測所・TMT推進室)