今週の一枚

流星

流星

アンドロメダ銀河を撮影した画像に、偶然手前を通過した2つの流星が、近すぎてピンぼけに写っています。明るいほうの流星は途中で明るさが変化しています。左の円弧状のかげは視野の外にある明るい星のゴースト像です。中央より右の別のゴースト像には副鏡を支える十字形のスパイダーの陰も見えます。解析から、典型的な流星の発光領域は直径数ミリメートルの大きさしかないことが分かりました。

文:家 正則(ハワイ観測所・TMT推進室)