自然科学研究機構 国立天文台

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アルマ望遠鏡が発見した彗星のゆりかご

研究成果

オランダ・ライデン大学の研究者を中心とする国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使った観測で、若い星の周囲で星間微粒子(注)が寄せ集められて大きく成長していく場所を発見しました。原始惑星系円盤の中で、星間微粒子が大きく偏って存在する領域がこれほど明瞭に観測されたのは、今回が初めてのことです。この発見は、原始惑星系円盤の中で星間微粒子がどのように合体成長して彗星や惑星のような大きな天体ができたのか、という天文学の長年の謎に答えを与えるものです。

注:星間微粒子とは、星々の間に浮かぶ、ケイ素や炭素、鉄などを含む直径1マイクロメートル程度の小さな粒子のことです。星間塵やダストとも呼ばれます。

詳しくは、アルマ望遠鏡が発見した彗星のゆりかご(アルマ望遠鏡)をご覧ください。

アルマ望遠鏡と欧州南天天文台の可視光・赤外線望遠鏡VLTによるOph-IRS 48の観測画像
アルマ望遠鏡と欧州南天天文台の可視光・赤外線望遠鏡VLTによるOph-IRS 48の観測画像。緑色に着色された部分が、アルマ望遠鏡で発見された数ミリメートルサイズの微粒子が集中する領域。オレンジ色の部分は、VLTが赤外線で捉えたマイクロメートルサイズの微粒子が作る星周円盤。

掲載論文

この研究成果は、2013年6月7日発行の科学誌Scienceに掲載されました。
"A major asymmetric dust trap in a transition disk" Science 7 June 2013: Vol.340 no.6137 pp.1199-1202

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