自然科学研究機構 国立天文台

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ほしぞら情報 2013年2月

目次

東京の星空

東京の星空(2013年2月中旬午後8時頃)
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カレンダー(2月)

3(日) 節分 / 下弦
4(月) 立春(太陽黄経315度)
10(日) 新月
11(月) 建国記念の日
17(日) 水星が東方最大離角
18(月) 雨水(太陽黄経330度) / 上弦
26(火) 満月

惑星

水星
日の入り後の西の空に見えます。17日に東方最大離角となり、中旬から下旬にかけては日の入り時の高度が15度を超えて観察しやすく、夕空に水星を見つける好機となります。下旬には西空での高度を再び下げていきます。明るさは、マイナス1.1等?2.9等。
金星
日の出前の東の空に見えます。初旬の日の出時の高度はおよそ5度、中旬から下旬にかけてどんどん高度を下げていき、観察しにくくなります。明るさは、マイナス3.9等。
火星
みずがめ座にあり、日の入り直後の南西の低空に見えます。明るさは、1.2等。
木星
日の入りの後の南の空高く、おうし座の1等星アルデバランの近くに見えています。明るさはマイナス2.5等?マイナス2.3等。下旬になると夜半過ぎには西の空に沈んでしまいます。
土星
夜半頃に東の空から昇り、日の出前には南の空に見えます。てんびん座にあり、明るさは0.5等?0.4等。

参照:暦計算室ウェブサイト

  • 「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます
  • こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています

トピックス

カノープスを見つけよう

りゅうこつ座の1等星カノープスは、日本では、南中(南の空に最も高く昇る)前後に地平線すれすれに見える星として知られています。残念ながら、東北地方中部以北では地平線より上には昇らないため、見ることができません。

おおいぬ座のシリウスに次いで全天で2番目に明るい星ですが、地平線近くでしか見ることができないためにあまり明るくは見えません。また、実際は白色の星でありながら、大気の影響で赤っぽい色に見えます。

中国では「南極老人星」とも呼ばれ、なかなか見ることができない貴重な星であることから、一目見ると長生きできる長寿の星とされています。 よく晴れた夜には南の空が開けた場所で、冬の大三角やおおいぬ座のシリウスを目印にして、このカノープスを探してみましょう。

カノープスの見つけ方
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日の入り後の西の空に水星を見つけよう

水星は、見かけ上太陽からあまり離れることがないため、日の入り直後の西の空、もしくは日の出直前の東の空でしか肉眼で見つけることができません。しかも、太陽から離れた位置(最大離角)にあるときに限られます。

水星が東方最大離角となる2月17日の前後、2月中旬から下旬にかけて、日の入り後の西の空で水星を見つけるチャンスです。この機会にぜひ水星を見つけてみましょう。

西の低空が晴れ渡っていれば、水星よりも低い位置に暗いながらも火星を見つけることもできるかもしれません。

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木星、アルデバランに月が接近

おうし座の1等星アルデバランの近くには、木星が明るく輝いています。

木星は、19時頃にはほぼ真南の空高く昇っています。

18日には上弦の月が木星に近付き、木星の南側を通過していくようすが見られます。マイナス2.4等の明るさの木星は月明かりにも負けず明るく輝いています。

3月17日・18日、4月14日にも同じように、木星、アルデバラン、月が近づくようすが見られます。

木星、アルデバランに月が接近
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