自然科学研究機構 国立天文台

メニュー

検索

ほしぞら情報2012年5月

目次

東京の星空(2012年5月中旬午後9時頃)

東京の星空(2012年5月中旬午後9時頃)
大きなサイズで見る

5月

3日 憲法記念日
4日 みどりの日
5日 こどもの日 / 立夏(太陽黄経45度)/ この頃みずがめ座η (イータ)流星群が極大
6日 満月
13日 下弦 / 木星が合
16日 金星が留
21日 金環日食 参照:日食各地予報 / 新月 / 小満(太陽黄経60度)
27日 水星が外合
29日 上弦

惑星

水星
上旬は、日の出前の東の低空に見えます。中旬以降はどんどん高度が低くなり27日に外合となるため、観察には適さなくなります。明るさは0.0等~マイナス2.3等(外合の頃)。
金星
日の入り後の西の空に見えます。4月30日に最大光度(マイナス4.5等)を迎えたばかりでとても明るく目立ちます。明るさはマイナス4.5等~マイナス4.0等。中旬から下旬にかけて、西の空での高度がどんどん低く(太陽からの離角が小さく)なっていきます。
火星
しし座にあり、1等星レグルスの東側に見えています。明るさは、0.0等~0.5等と徐々に暗くなっています。
木星
おひつじ座からおうし座に移ります。13日に合を迎えます。太陽に近く観察には適しません。
土星
おとめ座にあり、1等星スピカの東側に見えています。日の入り後の東の空にあり、観望の好機で一晩中見ることができます。明るさは0.3等~0.5等。

参照:暦計算室ウェブサイト

  • 「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます
  • 「こよみ用語解説」の「天象」の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています

トピックス

火星、土星に月が近付く

5月1日から6日午後9時頃、東京の星空
大きなサイズで見る

5月1日から6日にかけて、二つの惑星の近くを明るい月が通り過ぎていくようすが見られます。

5月1日夜には月齢10の月が火星の南側に近付き、5月4日夜には月齢13の月がスピカと土星の南側に近付きます。月が明るいために惑星も1等星もふだんより弱々しい輝きになってしまうことでしょう。

29日には、再び月齢8の月が火星の南側に近付きます。

金環日食

1987年9月23日の金環日食
1987年9月23日の金環日食(二次利用可)画像提供:千葉清隆氏、撮影地:沖縄

5月21日朝、日本全国で日食が起こります。九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方などの広範囲では、金環日食となります。それ以外の地域でも、太陽が大きく欠ける部分日食となります。

日食は、太陽の手前を月が横切り太陽の一部または全体を隠すために、太陽が欠けたように見える現象です。金環日食は、月のみかけの大きさが太陽よりも小さいため太陽全体が隠されることなく、太陽の縁が細いリング状に輝いて見えます。

なお、太陽は満月のおよそ46万倍という想像を絶する明るさです。太陽を直接見つめると目に重大な傷害を負う危険性があります。専用の観察器具を使うなど、安全な方法でこの貴重な現象を体験してください。

日食が起こる地域と各都市での時刻・最大食分
大きなサイズで見る

参照(リンク):