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キャンペーンの結果(観察結果)

観察日時ごとの報告数 | 観察した時間 | 観察された流星の個数 | 群流星の区別

観察結果の集計

観察日時ごとの報告数

観察日時ごとの報告数を集計しました。

10月19〜22日の3夜に渡り、大変多くの観察報告をいただきました。またどの日も0時台の観察報告を多くいただき、特に20〜21日、21〜22日は、0時台に観察をされた方の報告が1000件を超えました。
また、流星観察の条件がよく、多くの流星が見えると期待された明け方近くの4時台にも、大変多くの方に観察していただいたようです。たくさんの報告、本当にありがとうございました。

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観察した時間

観察時間ごとに報告数を集計しました。

割合が最も多かったのは、11分〜20分観察した方でしたが、51分〜60分という大変長い観察した方も、ほとんど同じくらいでした。大変熱心に観察していただけたようです。

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観察された流星の個数

観察した流星の個数ごとに報告数を集計しました。

観察できた流星の個数は、1個の方が最も多く、全体のおよそ4分の1でした。また3〜5個という方もほぼ同数で、全体としては大半の人が10個までと報告されました。
また約14%の方は0個と報告され、流星を見ることができませんでした。他の流星群のキャンペーンと比較すると若干多めで、残念でした。

今年は、12月のふたご座流星群でもキャンペーンを行いますので、ぜひまた参加してください。そのときには、多くの方に流星を見てもらいたいと思います。

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群流星の区別

2年ほど前から、対象となる流星群に属している流星(群流星)と属していない流星(散在流星)を区別してみようと、皆さんに呼びかけてきました。今回は、半数近く、実に48.9%もの方が、群流星と散在流星を区別して観察したと報告してくださいました。
2009年1月のしぶんぎ座流星群を対象とした時が38.4%、前回2009年8月のペルセウス座流星群を対象とした時が31.7%ですから、今回、割合が大幅に増え、また数も7000件にのぼりました。多くの方にオリオン座流星群の流星かどうかを注目していただき、大変うれしく思います。

群流星なのか散在流星なのかを意識したことがなかったという方も、これから流星群を観察するときには注意をしながら観察してみてはいかがでしょうか。

→ 群流星の判別方法についてはこちら

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