国立天文台トップページ >  2005年三鷹特別公開 >  プログラム >

講演会概要

メインテーマ「アインシュタインと国立天文台」に関連したふたつの講演会が開かれます。

会場:解析研究棟大セミナー室

講演時間:14:00〜16:30

途中に休憩が入ります。

講演1:アインシュタイン塔と天文学

講演者

日江井榮二郎(ひえい・えいじろう) 国立天文台・名誉教授

講演要旨

天文学は、まさに総合基礎科学である。数学・物理・化学・地学・生物学などの理学系の研究を結集するだけではなく、工学系の精度が高く精密な技術力の支えがあってこそ進歩してきた。宇宙は、知の源泉である証拠であろう。アインシュタインの相対論は、皆既日食時の観測より検証された。アインシュタインと天文学とは緊密な関係があり、アインシュタイン塔の名もそれに因んで名づけられた。塔望遠鏡の活躍を想起し、現代天文学へのインパクトを考える。


プログラムへ戻る
特別公開トップへ戻る

アインシュタイン塔の写真

講演2:アインシュタインの奏でる宇宙からのメロディー 〜重力波

講演者

川村静児(かわむら・せいじ) 国立天文台重力波プロジェクト推進室・助教授

講演要旨

アインシュタインは一般相対性理論の中で“重力波”の存在を予言した。しかしそれから90年たった現在、人類はいまだに重力波を見つけることに成功していない。「重力波とは何か?」「重力波はどこから来るのか?」「重力波を見つけるにはどうすればいいのか?」「重力波はいつごろ見つかりそうか?」そして「もし重力波が聞こえるなら、宇宙はどんなメロディーを奏でているのか?」講演では、これらの質問に単純明快に答える。


プログラムへ戻る
特別公開トップへ戻る

TAMA300の写真
利用規約お問い合わせ