画像をクリックすると天文学者による解説を見ることができます.
映像は,Windows Media Playerでご覧いただけます.
 

問1解説 天文台歴史館には,日本で最大の65cm屈折望遠鏡があります.1929年に完成後,1960年に岡山天体物理観測所188cm反射望遠鏡が作られるまでは,最大口径機としてさまざまな観測に用いられました.特に長焦点の(筒の長い)望遠鏡を得意とする星の位置測定を主に行ってきました.
この巨大な望遠鏡を収納するために,大きな木製ドームが作られました.このドームは,船を造る技師によって建築されました.是非,ドームに入ったら,天井を見上げてみてください.(画像をクリックすると映像をご覧いただけます)
<問題1>
65cm望遠鏡の接眼部は床から高い位置にあり,このままでは届くことができません.どのようにして,望遠鏡をのぞいたのだと思いますか?

 

問2解説 VERAでは,私たちの銀河系の詳しい立体地図を作るために,4つの電波望遠鏡を組み合わせて,遠くの星を詳しく調べています.4つの電波望遠鏡とは,東京都の小笠原観測局,鹿児島県の入来観測局,岩手県の水沢観光局,沖縄県の石垣島観光局です.この4つの電波望遠鏡を組み合わせることにより,直径2300kmの電波望遠鏡と同じ精度で,観測することができます. 銀河系に存在するといわれている謎の物質ダークマターの発見,星と惑星の誕生の現場や系外銀河の距離と動きをとらえるなどの成果も期待されています.(画像をクリックすると映像をご覧いただけます)
<問題2>
VERAの観測の精度はどのぐらいでしょうか.

 

問3解説 国立天文台では,現在,さまざまな最先端の研究が行われています.そのひとつが,「すばる望遠鏡」を使った観測です.
すばる望遠鏡は,標高4,200m のハワイ島マウナケア山頂にある大型光学赤外線望遠鏡です.望遠鏡の役割は光をたくさん集めることです.すばるの主鏡の大きさは,1枚の鏡としては世界最大級をほこっています.更に,遠くのものを細かく見られる高い分解能も持っていて,まさに,新世代の望遠鏡ということがいえます.(画像をクリックすると映像をご覧いただけます)
<問題3>
すばる望遠鏡の鏡は世界最大級の大きさです.どのぐらいの大きさでしょうか.

 

他に調べたいことを,下記に記入してください.

 

目次へ