問題1と問題2の画像をクリックすると天文学者による解説を見ることができます.
映像は,
Windows Media Playerでご覧いただけます.

ALMAは,「アタカマ大型ミリ波/サブミリ波干渉計」の英語の頭文字からとってつけました.
現地の言葉で「こころ」という意味をもちます.南米チリの高地に80台のパラボラアンテナを並べ,口径14キロメートルに相当する巨大電波望遠鏡を,日本・北米・欧州の国際協力で作ります.目(光)では見ることのできない,未知の宇宙を探ります.(画像をクリックすると映像をご覧いただけます)
<問題1>
ALMA望遠鏡は,複数の電波望遠鏡を組み合わせて,ひとつの大きな電波望遠鏡と同じ分解能をもたせています.これは,どのぐらいの大きさになると思いますか.

星と星の間には,目に見えないけれど,様々なガスやチリがあります.これを「星間物質」と呼びます.普通の光の望遠鏡では観測することができませんが,電波望遠鏡を使うことによって,観測することができます.
この「星間物質」を調べることによって,銀河にどんな物質が含まれているか,また,どこで星が生まれようとしているのかを調べる事ができます.(画像をクリックすると映像をご覧いただけます)
<問題2>
星と星の間にある「星間物質」は,星が誕生するときの材料になるとも考えられています.大部分はどの物質からできていますか?

冬の代表的な星座であるオリオン座.これを電波望遠鏡で見ると,画像のようになります.ここには,巨大分子雲と呼ばれる太陽の約10万倍もの質量を持つ宇宙の雲が広い範囲に分布していることが分かります.一番電波の強いところには,有名なオリオン大星雲があります.
<問題3>
オリオン大星雲では,何が起きていると思いますか?
他に電波望遠鏡について調べたいことを,下記に記入してください.