自然科学研究機構 国立天文台

No.444: 平成22 (2010) 年暦要項の発表

 毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項 (れきようこう) が発表されます。今
年は2月2日に「平成22 (2010) 年暦要項」が発表されました。
 暦要項には国立天文台で計算した翌年の暦 (国民の祝日、日曜表、二十四節
気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食および月食) が掲載されていま
す。
 平成22年の国民の祝日は以下のとおりです。
元日	1月 1日
成人の日	1月11日
建国記念の日	2月11日
春分の日	3月21日
昭和の日	4月29日
憲法記念日	5月 3日
みどりの日	5月 4日
こどもの日	5月 5日
海の日	7月19日
敬老の日	9月20日
秋分の日	9月23日
体育の日	10月11日
文化の日	11月 3日
勤労感謝の日	11月23日
天皇誕生日	12月23日
 なお、3月22日は「休日」となります。
 平成22年には日食が2回、月食が3回あります。
 1月1日は部分月食、全国で見ることができますが、食分は最大0.082と僅か
にかけるだけです。
 1月15日は金環日食、西日本でかけたまま沈んでいく太陽を眺めることがで
きます。
 6月26日は部分月食、全国で見ることができますが、南西諸島・九州・中
国・四国地方の一部および北海道の一部では食が始まってから月の出となりま
す。
 7月12日は皆既日食ですが、日本では見ることはできません。
 12月21日は皆既月食、ほぼ全国でかけたまま昇ってくる月を眺めることがで
きますが、西日本では皆既食が始まってから、石垣島周辺では皆既食が終わっ
てから月の出となります。
 各地の詳しい予報については暦要項のほか、暦計算室ホームページでもお調
べいただけます。
 平成22年には2月に満月がなく、かわりに1月と3月にはともに2回の満月があ
ります (前回は平成3 (1991) 年、次回は平成30 (2018) 年、いずれも中央標
準時)。1カ月の間に2回の満月があるとき2回目の満月をブルームーンと呼ぶこ
とがありますが、これは米国の雑誌 SKY & TELESCOPEの記事で広まった誤解が
もとになっているのだそうです。
 暦計算室では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星
の視位置をはじめ諸暦象事項を計算し、「暦書」として「暦象年表」を発行し
ています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。
 昭和29 (1954) 年6月1日の官報に翌昭和30 (1955) 年の暦要項を掲載したの
が最初で、昭和39 (1964) 年の暦要項からは現在のように前年2月の最初の官
報に掲載するようになりました。
 
参照:
 国立天文台 暦計算室
  http://www.nao.ac.jp/koyomi/
 SKY & TELESCOPE "What's a Blue Moon?" (英語)
  http://www.skyandtelescope.com/observing/objects/moon/3304131.html

 
      2009年2月2日            国立天文台・広報室

国立天文台 メールニュース

国立天文台 アストロ・トピックスは、2010年6月まで発行していたメールニュースです。2010年7月からは、「国立天文台 メールニュース」として装いも新たにし、注目いただきたいトピックスの主要な内容とその詳細情報の参照先をお届けしています。

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