アストロ・トピックス
No.127: 国立天文台、広報普及室を広報室と普及室へ改組
1994年以来、国立天文台の広報普及事業を担ってきた広報普及室が、この8月 1日をもってよりその機能を強化すべく、広報室と普及室とに改組することとな りました。 広報普及室は、これまで対外的な情報提供を行ったり、記者会見を主催する などの広報事業と、各種の公開講座や生涯教育・学校教育などに対応する普及 教育事業とを一括して行ってきました。しかしながら、発足以来10年を経て、 その事業規模も次第に大きく、かつ多様化してきました。 国立天文台では、法人化を機に台外の識者を含めた委員会を作り、台内の各 種の組織の在り方を検討をしてきました。その結果、広報普及室が属する天文 情報公開センター全体で、その呼称も含めて改組し、これまで果たしてきた社 会的役割をより一層強化すべき、との提言を受け、今回の改組に至ったもので す。 今回の改組により、天文情報公開センター は、新しく『天文情報センター』 へ名称を変更しました。また、新天体情報室を廃止し、その機能を新しい広報 室が引き継ぐことになりました。センター長は引き続き、福島登志夫(ふくしま としお)教授が、広報室長には新たに渡部潤一(わたなべじゅんいち)助教授が、 普及室長には縣秀彦(あがたひでひこ)助教授・元広報普及室長が、それぞれ就 任しました。 新しい体制となっても、引き続き皆様のご支援ご鞭撻をよろしくお願いしま す。 参照:国立天文台 天文情報センター http://www.nao.ac.jp/PROffice/index.html 2005年8月1日 国立天文台・広報室