No.401: 夏の夜を彩るペルセウス座流星群の流れ星を数えよう!

 毎年8月12、13日ごろを中心に「ペルセウス座流星群」が活発に活動しま
す。今年は、ほかの時期に活動する流星群が軒並み月明かりの影響を受ける
中、このペルセウス座流星群は、真夜中過ぎから明け方にかけて月明かりの影
響を受けずに観察することができるので、好条件といえるでしょう。
 ペルセウス座流星群は、毎年多くの流星が出現する「三大流星群」のひとつ
です。十分に暗い夜空で晴天に恵まれれば、1時間に30個を越える流星を見る
ことができるでしょう。またこの流星群は、夜でも暖かい夏の時期に活動する
上、夏休みやお盆休みの方も多く、観察しやすい流星群であるといえます。
 今年のペルセウス座流星群は、世界的に見ると、12日の夜 (日本時間) に最
も多くの流星が出現するだろうと予想されています。しかし、流星群の活動は
何日間か続きますので、その前後数日間は流星の出現が期待できます。ひと晩
のうちでは、真夜中前よりは (ペルセウス座が高くのぼる) 真夜中過ぎの方
が、多くの流星が出現すると思われます。また月明かりの影響も少なくなりま
すので、真夜中過ぎから空が明るくなる頃までがおすすめの時間帯です。
 流星群の観察には、望遠鏡や双眼鏡は不要です。人工の明かりの少ない、空
が広く見渡せる場所で観察してみましょう。流星は空のどの方向に出現するか
わかりませんので、安全な場所に寝転んで夜空を見上げ、気長に待つのがよい
でしょう。虫除け対策や、長時間見る場合には冷え込みにも注意し、事故など
にあわないよう十分に気をつけてください。
 国立天文台では、できるだけ多くの方に流れ星を眺めてもらおうと、流星群
が活発に活動する11日の夜から15日の朝までの間「夏の夜、流れ星を数えよ
う」キャンペーンをおこないます。この期間に夜空を観察し、観察時間と、そ
の間に何個の流れ星を見ることができたか等を報告ページから報告してくださ
い。携帯電話からも参加可能ですから、これまで流れ星を眺めたことのない方
も、ぜひお気軽にご参加ください。
 なお今年は、報告された流星の1時間ごとの平均数を10分おきに自動集計す
る予定です。ペルセウス座流星群の流星かどうか、見分けて数えなければいけ
ませんが、たくさんの報告が集まるとペルセウス座流星群の活動の活発さの変
化をほぼリアルタイムで知ることができるかもしれません。見分け方はキャン
ペーンページにて解説しますので、参考にして観察にのぞんでください。
 この機会にぜひ、夏の夜を彩る流れ星を数えてみませんか。
 
参照:
 ペルセウス座流星群解説ページ
 (「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーン)
  パソコン用ページ
   http://www.nao.ac.jp/phenomena/20080811/
  携帯電話用ページ
   http://www.nao.ac.jp/i/phenomena/20080811/
 
      2008年8月4日            国立天文台・広報室

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国立天文台 アストロ・トピックスは、2010年6月まで発行していたメールニュースです。2010年7月からは、「国立天文台 メールニュース」として装いも新たにし、注目いただきたいトピックスの主要な内容とその詳細情報の参照先をお届けしています。

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