自然科学研究機構 国立天文台

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No.310: 惑星ぜんぶ見ようよ☆キャンペーン

 昨年の国際天文学連合総会で「惑星の定義」が採択され、冥王星が準惑星と
なり、太陽系の惑星は海王星までの8個となったのは記憶に新しいことでしょ
う。
 実は、そのせいで惑星すべてを眺めるのが、とても容易になりました。これ
まで最も暗い惑星であった冥王星は14等と、大型の望遠鏡でもなかなか観察が
困難だったからです。これに対して、海王星は約8等と、その位置さえ間違え
なければ、小口径の天体望遠鏡で眺めることができます。天王星は約6等なの
で、さらに明るく、双眼鏡でも簡単に見ることができるのです。
 そんなわけで、国立天文台と日本望遠鏡工業会とが一緒になって、この6月
の内惑星ウィークキャンペーン (国立天文台 アストロ・トピックス (300) )
を皮切りに、「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンが始まっています。地球
以外の7つの惑星すべてが比較的簡単に見えることをアピールし、おもしろさ
と同時に実際に望遠鏡や双眼鏡で眺めてもらおう、というものです。眺めた日
時を自己申告すれば、国立天文台長から認定証が発行される仕組みです。この
認定証は、難易度に応じて、金星、火星、木星、土星を眺めた人には銅メダ
ル、水星を加えて銀メダル、全部見た人には金メダルとなります。
 このキャンペーンそのものは、来年の5月31日まで続きますので、それまで
の間に難易度の高い惑星を見るチャンスは巡ってきます。ぜひ「惑星ぜんぶ見
ようよ☆」キャンペーンのホームページへアクセスして、参加登録してくださ
い。各惑星の「いつ見る?」のコーナーや、実際の眺め方、観望好期一覧表な
ど、さまざまな情報が網羅されています。
 ちょうど、7月中旬には日没後の西の空には金星と土星が、また南の空には
木星が見えています。さらに、深夜には天王星、海王星が南東の空に見え、東
の空には火星が昇ってきますし、明け方の地平線近くには水星が輝いていま
す。もしかすると、この時期、一晩で金メダルという人が出現するかもしれま
せん。
参照:
 「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンページ
  http://www.eight-planets.net/

 国立天文台アストロ・トピックス (300)
  6月1日~10日 水星と金星を見てみよう
  http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000300.html

2007年7月17日            国立天文台・広報室

国立天文台 メールニュース

国立天文台 アストロ・トピックスは、2010年6月まで発行していたメールニュースです。2010年7月からは、「国立天文台 メールニュース」として装いも新たにし、注目いただきたいトピックスの主要な内容とその詳細情報の参照先をお届けしています。

国立天文台 メールニュース